「ソリョンフォン」としてブームを起こしたSKテレコムの「LUNA(ルナ)」に続き、ことしもコストパフォーマンスに優れた中・低価格スマートフォンの人気が続く見通しだ。
ファーウェイ(華為)がLG U+を通じて先月16日に単独発売した低価格スマホY6が16日で販売台数1万台を突破した。Y6は出荷価格が15万4000ウォン(約1万5800円)で一定ライン以上の旧型フォルダーフォンよりも安価であることが最大の長所だ。価格の安さに比べて性能は30万~40万ウォン台の中価格帯スマホとそれほど変わらない。5インチHDディスプレイと1GB(ギガバイト)RAM、8GB内蔵メモリーが搭載され、背面カメラ800万画素、360度パノラマ撮影機能、スマート顔認識システムなどが含まれている。特に、Wi-Fiが使える家庭では070インターネット電話とスマートフォンを連動して使える点も長所に挙げられる。Y6は年末年始の両親や子息へのプレゼント用としてちょうどよい仕様だという評が多い。実際、LG U+の分析によると、Y6購入者のうち半数は2万ウォン台の低価格料金制に加入したことが分かった。スマートフォンのデータ使用量が多くない10代や壮年以上の層に人気ということだ。
Y6以外にも、昨年下半期から中・低価格帯スマホ市場は着実に拡大している。消費者の選択基準がスマートフォンのブランドや性能そのものから合理的な価格中心に移動したことによる。SKテレコムがTG&Co.と企画段階から協業してつくったSKT専用端末LUNAが代表的な成功モデルだ。LUNAは出荷価格44万9900ウォンで、現在まで累積15万台以上売れて「LUNAシンドローム」を起こした。iPhone協力会社の台湾フォックスコンが生産して価格をおさえ、広告モデルに人気ガールズグループのメンバーのソリョンを起用してマーケティングにも成功した。出荷価格50万ウォン未満の中低価格端末のうち、発売3カ月で発売台数15万台を突破した記録はLUNAが初めてだ。80万ウォンを越えるプレミアムスマホと大差ない仕様を備えつつ、安価で合理的な消費を指向する若者の間で人気を呼んだ。
LUNAが予想をはるかに超える人気を見せると、プレミアムフォンを中心に発売していたメーカーも中・低価格帯スマホ市場に続々と参入し始めた。サムスン電子は昨年11月にKTを通じて30万ウォン台のギャラクシーJ7を、LGエレクトロニクスは昨年9月末にLGクラスを移動体通信事業者3社を通じて発売を開始した。韓国内の中・低価格帯スマホ市場が拡大したことを受け、中国メーカーの動きも速度を増している。レノボは昨年10月、ガールズグループのメンバーのハニを広告モデルに起用して別名「ハニフォン」レノボPHAB Plusで韓国スマートフォン市場に参入した。韓国への正式進出が秒読みに入ったシャオミ(小米)Redmi Note 2は海外からの直接購入や購買代行ですでに15万ウォン台で流通している。
このように中・低価格帯スマホ市場が急速に拡大した背景には、2014年10月に施行された端末流通構造改善法と昨年5~6月に移動体通信事業者3社が発売したデータ中心の料金制の影響も大きい。
補助金制度を利用して値段の張るプレミアムスマホを購入するのがこれまでの主流だとしたら、最近はコストパフォーマンスに優れた中・低価格帯スマホに自身の消費習慣に合致する合理的な料金制をうまく組み合わせるトレンドが定着したといえる。
ファーウェイ(華為)がLG U+を通じて先月16日に単独発売した低価格スマホY6が16日で販売台数1万台を突破した。Y6は出荷価格が15万4000ウォン(約1万5800円)で一定ライン以上の旧型フォルダーフォンよりも安価であることが最大の長所だ。価格の安さに比べて性能は30万~40万ウォン台の中価格帯スマホとそれほど変わらない。5インチHDディスプレイと1GB(ギガバイト)RAM、8GB内蔵メモリーが搭載され、背面カメラ800万画素、360度パノラマ撮影機能、スマート顔認識システムなどが含まれている。特に、Wi-Fiが使える家庭では070インターネット電話とスマートフォンを連動して使える点も長所に挙げられる。Y6は年末年始の両親や子息へのプレゼント用としてちょうどよい仕様だという評が多い。実際、LG U+の分析によると、Y6購入者のうち半数は2万ウォン台の低価格料金制に加入したことが分かった。スマートフォンのデータ使用量が多くない10代や壮年以上の層に人気ということだ。
Y6以外にも、昨年下半期から中・低価格帯スマホ市場は着実に拡大している。消費者の選択基準がスマートフォンのブランドや性能そのものから合理的な価格中心に移動したことによる。SKテレコムがTG&Co.と企画段階から協業してつくったSKT専用端末LUNAが代表的な成功モデルだ。LUNAは出荷価格44万9900ウォンで、現在まで累積15万台以上売れて「LUNAシンドローム」を起こした。iPhone協力会社の台湾フォックスコンが生産して価格をおさえ、広告モデルに人気ガールズグループのメンバーのソリョンを起用してマーケティングにも成功した。出荷価格50万ウォン未満の中低価格端末のうち、発売3カ月で発売台数15万台を突破した記録はLUNAが初めてだ。80万ウォンを越えるプレミアムスマホと大差ない仕様を備えつつ、安価で合理的な消費を指向する若者の間で人気を呼んだ。
LUNAが予想をはるかに超える人気を見せると、プレミアムフォンを中心に発売していたメーカーも中・低価格帯スマホ市場に続々と参入し始めた。サムスン電子は昨年11月にKTを通じて30万ウォン台のギャラクシーJ7を、LGエレクトロニクスは昨年9月末にLGクラスを移動体通信事業者3社を通じて発売を開始した。韓国内の中・低価格帯スマホ市場が拡大したことを受け、中国メーカーの動きも速度を増している。レノボは昨年10月、ガールズグループのメンバーのハニを広告モデルに起用して別名「ハニフォン」レノボPHAB Plusで韓国スマートフォン市場に参入した。韓国への正式進出が秒読みに入ったシャオミ(小米)Redmi Note 2は海外からの直接購入や購買代行ですでに15万ウォン台で流通している。
このように中・低価格帯スマホ市場が急速に拡大した背景には、2014年10月に施行された端末流通構造改善法と昨年5~6月に移動体通信事業者3社が発売したデータ中心の料金制の影響も大きい。
補助金制度を利用して値段の張るプレミアムスマホを購入するのがこれまでの主流だとしたら、最近はコストパフォーマンスに優れた中・低価格帯スマホに自身の消費習慣に合致する合理的な料金制をうまく組み合わせるトレンドが定着したといえる。
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