ひとまず国家情報院は交通事故に重きを置いている。国家情報院は30日、「金養建が金正恩第1書記と反目したという兆候は全くなかった」とし「現在では交通事故以外の可能性は考えていない」と国会国防委員に電話で報告した。北朝鮮は交通事故の経緯は明らかにしなかった。しかし国家情報院の関係者は「新義州(シンウィジュ)にある測定器具工場の視察を終えた金養建が金正恩最高司令官推戴日(2011年12月30日)記念行事に戻る途中、追突事故が起きた」とし「金養建が乗った車が新義州に向かう貨物車両と追突し、その場で死亡したという噂があり、確認中」と話した。
北朝鮮では2人の書記のほかにも、2010年の李済剛(イ・ジェガン)党組織指導部第1副部長をはじめ、イ・ジョンモク外務省第1副部長、キム・チグ、イ・ファヨン組織指導部第1副部長ら幹部の交通事故が絶えない。