韓国の主力産業が日本・米国・中国に遅れを取っているという分析が提起された。

韓国経済研究院は１７日、報告書「大韓民国主力産業のグローバル競争力比較」を通じて海運や自動車、化学などの売上増加率が２０１１年の金融危機以降、下落傾向を免れずにいると明らかにした。

海運業の場合、売上高の増加率は２０１０年に４０％から２０１４年－１６．５％と大幅に下落し、４カ国の中で最も低い結果となった。特に、日本と中国の海運業の売上高の伸び率は２０１１年を起点として成長に転じたのに対し、韓国は２０１２年以降マイナス成長を続けるなど相反する推移を示した。


電気電子業も２０１０年２５．５％で４カ国中最も高かったが、２０１４年は４．１％を記録し、米国５．９４％、日本６．６８％、中国９．８４％よりも低かった。

自動車産業の売上高の増加率も２０１０年２３．０３％で中国（４０．１０％）に次いで二番目に高い水準だったが、２０１４年は－０．３６％で最下位を記録した。

化学業の売上高の増加率も２０１０年２０．５１％で４カ国中二番目に高かったが、２０１４年は－１．６１％で４カ国のうちで最も低かった。