「目の前の利益を追わない。(スマートフォンと自動車部品事業を)今後、数千億円台で育成する」。
京都の日本電産の永守重信会長は2015会計年度上半期(4-9月)過去最大の実績を発表した企業説明会(IR)で強い自信を表した。永守会長は「2020年売上高2兆円(約19兆ウォン)」を達成するために、今会計年度に過去最大の900億円を投資すると発表した。
村田製作所の村田恒夫社長もIRで「スマートフォン超小型部品市場の成長は今後2、3年続く」とし、2015会計年度純利益予測値を前年比20.5%増の2020億円とした。京都の企業の「疾走」に日本の財界も注目している。
◆三洋化成など過去最大の利益
大信証券によると、大型株中心の東京証券取引所1部に上場された売上高1000億円(約9400億ウォン)以上の18社のうち4社が上半期、過去最大の営業利益を更新した。4社のうち日本電産と村田製作所は昨年に続き過去最大実績となり、衣料品のワコールホールディングスとおむつの材料の高吸水性樹脂(SAP)を生産する三洋化成工業が新たに加わった。
日本電産は上半期の売上高が前年同期比20%増の5874億円、営業利益は19.7%増の622億円だった。日本電産の自動車事業担当者はIRで「マグロが周囲で大量に泳いでいるが、漁夫は3人しかいない。断っても再び注文が入ってくるほど」と述べ、自動車部品業界の状況を伝えた。
スマートフォンなどに入る積層セラミックコンデンサー(MLCC)世界トップの村田製作所も「業界全体的に値下げ圧力が強まっているが(超小型部品で競争力がある)我々の製品の単価はむしろ上昇した」と実績好転の背景を説明した。
村田製作所は上半期、1000円分を売れば249円の営業利益が生じた。営業利益率が24.9%にのぼる。ローム(12.4%)と日本電産(10.6%)も利益率が10%を超え、製造18社の平均利益率は10.1%に達した。実績好調を受け、東京証券取引所1部の京都の企業38社のうち、島津製作所、村田製作所、日本電産、オムロンなど11社の株価が今年、過去最高値を更新した。島津製作所は65.3%(11月30日基準)上昇し、任天堂、村田製作所、日新電機、SCREENホールディングス、日本新薬なども30%以上値上がりした。
<疾走する京都企業>日本電産・村田製作所「断っても注文入る」(2)
京都の日本電産の永守重信会長は2015会計年度上半期(4-9月)過去最大の実績を発表した企業説明会(IR)で強い自信を表した。永守会長は「2020年売上高2兆円(約19兆ウォン)」を達成するために、今会計年度に過去最大の900億円を投資すると発表した。
村田製作所の村田恒夫社長もIRで「スマートフォン超小型部品市場の成長は今後2、3年続く」とし、2015会計年度純利益予測値を前年比20.5%増の2020億円とした。京都の企業の「疾走」に日本の財界も注目している。
◆三洋化成など過去最大の利益
大信証券によると、大型株中心の東京証券取引所1部に上場された売上高1000億円(約9400億ウォン)以上の18社のうち4社が上半期、過去最大の営業利益を更新した。4社のうち日本電産と村田製作所は昨年に続き過去最大実績となり、衣料品のワコールホールディングスとおむつの材料の高吸水性樹脂(SAP)を生産する三洋化成工業が新たに加わった。
日本電産は上半期の売上高が前年同期比20%増の5874億円、営業利益は19.7%増の622億円だった。日本電産の自動車事業担当者はIRで「マグロが周囲で大量に泳いでいるが、漁夫は3人しかいない。断っても再び注文が入ってくるほど」と述べ、自動車部品業界の状況を伝えた。
スマートフォンなどに入る積層セラミックコンデンサー(MLCC)世界トップの村田製作所も「業界全体的に値下げ圧力が強まっているが(超小型部品で競争力がある)我々の製品の単価はむしろ上昇した」と実績好転の背景を説明した。
村田製作所は上半期、1000円分を売れば249円の営業利益が生じた。営業利益率が24.9%にのぼる。ローム(12.4%)と日本電産(10.6%)も利益率が10%を超え、製造18社の平均利益率は10.1%に達した。実績好調を受け、東京証券取引所1部の京都の企業38社のうち、島津製作所、村田製作所、日本電産、オムロンなど11社の株価が今年、過去最高値を更新した。島津製作所は65.3%(11月30日基準)上昇し、任天堂、村田製作所、日新電機、SCREENホールディングス、日本新薬なども30%以上値上がりした。
<疾走する京都企業>日本電産・村田製作所「断っても注文入る」(2)
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