『三国志』で劉備の勢力が曹操の勢力に滅ぼされた当陽の戦い当時、命を失いかけた劉備を救った張飛の長坂橋の戦いはこの策略の成功事例に挙げられる。張飛は20人にしかならない騎兵に対し、馬の尾に木の枝を結びつけて林の中を走らせ、砂埃を立たせるようにした後、単独で長坂橋を間に挟んで曹操の軍と対峙した。曹操軍は「天下の猛将」張飛の名声に加え、後方に上がる砂埃を見て伏兵を心配し、攻撃できずに逃げた。劉備は九死に一生を得た一方、曹操は「幻惑の計略」にはめられて劉備を逃したことで天下統一の夢を果たせなかった場面でもある。
北朝鮮ポップ文化のアイコンに浮上した北朝鮮版ガールズグループ「牡丹峰(モランボン)楽団」からも「樹上開花」が漂う。中国公演のための入国から取り消しまで最近の一連の過程は、彼女たちが文化団体ではなく政治団体だということを見せている。北朝鮮の美女を前に出して文化団体として包装した、戦術化された樹上開花の前衛隊かもしれないということだ。
【コラム】北朝鮮の美女は危険だ(2)
北朝鮮ポップ文化のアイコンに浮上した北朝鮮版ガールズグループ「牡丹峰(モランボン)楽団」からも「樹上開花」が漂う。中国公演のための入国から取り消しまで最近の一連の過程は、彼女たちが文化団体ではなく政治団体だということを見せている。北朝鮮の美女を前に出して文化団体として包装した、戦術化された樹上開花の前衛隊かもしれないということだ。
【コラム】北朝鮮の美女は危険だ(2)
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