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韓国国防部「牡丹峰楽団の中国公演取り消し、北が核挑発も」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
北朝鮮版ガールズグループ「牡丹峰(モランボン)楽団」の中国公演取り消しに関連し、核とミサイルを動員した北朝鮮の挑発の可能性が提起された。14日に国防部で開かれた下半期の全軍主要指揮官会議でだ。全軍主要指揮官会議は年に2回、国防部長官の主宰で軍の主要幹部が集まり、懸案と今後の重点課題を議論する会議体制。この日の会議には約140人が出席した。

国防部の当局者は「北の突然の牡丹峰楽団公演取り消しで朝中関係がまた冷え込む場合、わが軍は北の戦略的・戦術的挑発の可能性に留意するべきだという評価があった」と述べた。この関係者は「北は来年も核実験を試みたりSLBM(潜水艦発射弾道ミサイル)を含むミサイル発射を継続すると予想している」とし「金正恩(キム・ジョンウン)が10日に水素爆弾発言をしただけに、韓米同盟のミサイル対応作戦遂行体系を発展させ、国防部と合同参謀本部が統合で対応態勢を維持することにした」と話した。

特に韓民求(ハン・ミング)長官は会議の冒頭発言で「金正恩は恐怖政治と不可予測性、軍事的挑発意志を持続的に見せている」とし「状況はそれほどよくない」と強調したという。


この日の会議は韓国型戦闘機(KF-X)技術移転論争や防衛事業不正で軍に対する国民の信頼が落ちたという判断に基づき「国民信頼向上案」というテーマで進行された。約90分間行われたこの日の会議で、韓長官は50分間ほど国民の信頼向上問題について話したという。ある出席者は「防衛事業の不正は必ず摘発しなければならず、過酷なほど処罰しなければいけない」とし「防衛事業の不正は売国行為であるため、公訴時効をなくすべきだという主張が会議であった」と伝えた。

国防部はこの日の会議の結果に基づき、政府の防衛事業不正捜査・監査結果を反映し、来年3月末までに「防衛事業革新総合対策」を出すことにした。韓長官は会議末に「韓国軍の変わりない価値はいかなる状況でも敵と戦って勝つこと」とし「この価値を基盤とする能力を備えた軍こそが信頼される軍であり最後の砦」と強調した。



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