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解任説の朴正川が健在、北朝鮮の逆工作?(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
国家情報院の対北朝鮮情報力が非難を受けている。北朝鮮軍の朴正川(パク・ジョンチョン)副総参謀長兼火力指揮局長の解任説のためだ。国家情報院は先月20日の国会情報委で「8月20日(非武装地帯砲撃挑発当時)わが軍の対応砲撃に対応できず、朴正川が解任されたと推定される」と報告した。

しかし北朝鮮労働党機関紙の労働新聞は5日付1面に、朴正川が登場する第4次砲兵大会の写真を掲載した。写真で朴正川は金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の右側4番目に座っていた。金正恩と朴正川の間には黄炳瑞(ファン・ビョンソ)軍総政治局長、朴映式(パク・ヨンシク)人民武力部長、廉哲成(ヨム・チョルソン)総政治局宣伝部局長がいた。朴正川の健在を誇示する写真だった。

5月に玄永哲(ヒョン・ヨンチョル)人民武力部長の処刑などを正確に指摘し、米国などの情報機関の注目を引いた国家情報院の情報力に問題が生じたのか。対北朝鮮専門家の間では論議が起きている。


◆朴正川の解任、どう感知したのか

情報当局によると、朴正川の情報は最前方の傍受作戦によって把握された。朴正川が最前方火力指揮局長であるため、朴正川の身上の変動は関連部隊間の通信を通じて入手できる。情報当局の関係者は「平壌(ピョンヤン)に居住する高位級の場合は主にヒューミント(スパイなどを通じた情報)に依存する一方、軍部の場合は北の軍部隊間通信を通じて情報を得る場合が多い」と伝えた。

この関係者によると、北朝鮮に関する情報はヒューミント、脱北者、シギント(盗聴・傍受および人工衛星を通した情報)、北朝鮮メディアの報道、友邦の情報機関などから得る。特に傍受の場合、北側が逆工作のために意図的に偽りの情報を流すまではほとんどが信頼できるレベルというのが通説だ。したがって朴正川の場合も関係当局が信頼していたということだ。国家情報院が国会に報告したのはこうした背景からだ。

一方、北朝鮮内のヒューミントを通じて得る情報はひとまず諜報に分類される。情報当局だけが保有する。この諜報が多様なソースを通じて確認と再確認を経て情報に昇格すれば、青瓦台(チョンワデ、大統領府)と国会に報告される。



解任説の朴正川が健在、北朝鮮の璋工作?(2)

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