病院の外に出て、駐中米国大使館が発表したPM2.5(直径2.5マイクロメートル以下の微小粒子状物質)濃度を携帯電話で確認すると343マイクログラム/立方メートル。世界保健機関(WHO)が提示する基準値(25マイクログラム/立方メートル)の13.7倍だ。北京東部最大の病院「望京病院」にもこの日午前から100人余りの呼吸器疾患患者が殺到し、このうち半数は診療できないとして帰宅させたことを病院側が明らかにした。気象当局は北京周辺の大気が安定しているため9日と10日はスモッグがさらに猛威を振るうだろうと予報した。
これに先立ち、7日午後、北京市当局は8日午前7時から10日午後0時までスモッグ「赤色警報」を発令した。これに伴い、幼稚園や小中高の休校はもちろん、自動車ナンバーの奇数・偶数通行制限、汚染物質排出工場および工事現場の作業中断措置が下された。それでもこの日の北京の平均PM2.5濃度は300マイクログラム/立方メートルを上回った。
これに先立ち、7日午後、北京市当局は8日午前7時から10日午後0時までスモッグ「赤色警報」を発令した。これに伴い、幼稚園や小中高の休校はもちろん、自動車ナンバーの奇数・偶数通行制限、汚染物質排出工場および工事現場の作業中断措置が下された。それでもこの日の北京の平均PM2.5濃度は300マイクログラム/立方メートルを上回った。
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