韓国の男子ボブスレー代表チームのウォン・ユンジョン（３０）とソ・ヨンウ（２４、以上大韓ボブスレースケルトン競技連盟）ペアがワールドカップ（Ｗ杯）２大会連続で銅メダルを取った。

ウォン・ユンジョンとソ・ヨンウは５日、ドイツのヴィンターベルクで開かれた２０１５～２０１６国際ボブスレースケルトン競技連盟（ＩＢＳＦ）Ｗ杯２次大会男子２人乗りで１・２回の滑走で計１分５０秒７１を記録し３位になった。先月２８日ドイツのアルテンベルクで開かれた１次大会銅メダルに続き韓国ソリ種目で初めてＷ杯２大会連続メダルを獲得した。優勝したドイツのフランチェスコ・フリードリヒとトルステン・マルギスのペア（１分５０秒３７）とはわずか０．３４秒差だった。

２０１３年から呼吸を合わせている２人は、２０１４ソチ冬季オリンピックのボブスレー男子２人乗りで１８位になった。２人は今シーズンを前に毎日上体起こしを１０００回ずつこなした。また強力なウェートトレーニングで、速いスピードで滑走するソリに持ちこたえられる力を養った。スタート記録もはやくなった。２次大会の２回滑走で出した５秒０９のスタート記録は出場選手２８人中で３番目の速さだった。ボブスレー代表チームのイ・ヨン監督は「来年２月に平昌（ピョンチャン）スライディングセンターが竣工すれば、２０１８年冬季オリンピックまでに数百回以上の実戦練習をする計画がある。ホームの利点を生かして平昌オリンピックでメダル圏に入ることができるよう努力する」と話した。