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韓国法務部、日本に逃亡した殺人事件容疑者を送還

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
1990年京畿道利川(キョンギド・イチョン)の「空気銃殺人事件」の容疑者が、25年ぶりに日本から韓国内に送還される。

法務部はこの事件の主犯キム・ジョンマン容疑者(55)を今日午後3時、金浦(キンポ)空港経由で送還する予定だと3日明らかにした。

法務部などによればキム容疑者は1990年5月に京畿道利川市のある堤防道でKさん(当時22)を空気銃で殺害した後、砂場に遺体を埋めた容疑を受けている。当時キム容疑者は、共犯のキム某容疑者(48)とともに盗んだ車両をKさんに売ろうとしたがKさんが残金を払わないため殺害したものと調査された。共犯者はすぐに逮捕されたがキム容疑者は日本に逃亡し、身分を隠して潜伏していた。


キム容疑者の所在は6月、不法滞在でキム容疑者が現地警察に拘禁されながら明らかになった。だがキム容疑者が日本ですでに家庭をつくった状態なので、強制追放が容易ではない状況だった。法務部は日本にキム容疑者の身柄確保を要請し、拘束期限満了直前の8月初めに犯罪人引渡条約の緊急引渡拘束制度を通じて現地でキム氏を拘束した。引き続き9月に日本の法務省に正式犯罪人引渡しを請求し、東京裁判所が引渡許可をしながら国内送還が行われた。

法務部は2002年韓日間の犯罪人引渡条約が締結された後、緊急引渡拘束制度を活用したのは初めてだと説明した。キム容疑者の場合、海外の逃走経路の時効が停止して当時の殺人罪の控訴時効15年と関係なく調査後に処罰できる。





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