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韓国警察、来月5日の民衆総決起集会の不許可を決定

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
来月5日に予定されていたソウル広場での大規模集会に対し、警察が「不許可」の決定を出した。ソウル警察庁が28日に明らかにしたところによると、南大門(ナムデムン)警察署はこの日全国農民会総連盟(全農)に屋外集会申告禁止通告書を伝達した。全農は1万人規模で「ペク・ナムギ氏快癒祈願、殺人鎮圧糾弾、公安弾圧中断、労働改悪中断民衆総決起集会」を開くと申告していた。ペク氏は14日の民衆総決起集会で警察の放水により転倒し頭部を負傷した。

警察が集会を認めない根拠は集会とデモに関する法律第5条と第12条だ。これによると集団暴行、脅迫、損壊、防火など公共安寧秩序に直接的な脅威を及ぼすことが明白な集会・デモを禁止対象として第5条に明示している。また、所轄警察署長は主要都市の主要道路集会・デモに対し交通のために必要と認められればこれを禁止することができると第12条で規定されている。

警察は全農側に送った通告書で、「全農は14日の民衆総決起大会の主導的な参加団体。今回の集会の主体・目的・内容が14日の違法・暴力デモの延長線上で、再び違法・暴力に変質する可能性が大きいと判断される」と明らかにした。これに対し全農側は「ソウル行政法院に屋外集会禁止通告処分の効力停止を求める仮処分申請を出し、別の場所ででも集会を強行する」として反発している。


曹渓宗(チョゲチョン)など一部宗教界も集会参加の動きを見せている。現在ソウルの曹渓寺(チョゲサ)には14日のデモを主導したハン・サンギュン民主労総委員長が身を潜めている。曹渓宗和諍委員長の道法(トボプ)僧侶はこの日記者会見を行い、「(ハン委員長検挙のために)警察が境内に入ってくるのを座視しない。来月5日の集会で他の宗教家らと“人間の壁”を作り平和デモを主導する」と主張した。



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