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信用融資も「危険水位」…残額300兆ウォン初の突破=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
韓国で、住宅担保融資を除く「その他の融資」残額が初めて300兆ウォンを突破した。専門家たちは住宅を担保に提供する余力がないほど資産が不足した人々が「その他の融資」を利用しているとして、今後金利引き上げ期に金融市場の不安を大きくする「弱み」として作用する可能性が大きいと指摘した。

25日、韓国銀行によれば銀行や相互貯蓄銀行・信用協同組合・セマウル金庫など第2金融圏の「その他の融資」残額が7-9月期末基準で300兆5177億ウォンを記録した。「その他の融資」の残額が300兆ウォンを超えたのは韓銀が集計を始めた2007年末以降、初めてだ。「その他の融資」には信用融資・預金担保融資・株式担保融資など住宅担保融資を除く商品が含まれる。

最近「その他の融資」の残額の増加傾向は住宅担保融資よりも急激だ。「その他の融資」残額は今年に入ってから9月末までに15兆2978億ウォン増えて昨年末対比で5.4%増となった。同じ期間の住宅担保融資(住宅金融公社の安心転換融資除く)増加率は4.2%だ。第2金融圏の「その他の融資」残高の1四半期別の増加額が1-3月期が1兆9000億ウォンで4-6月期は5兆ウォン、7-9月期が4兆6000億ウォンと急激に大きくなっている。


チョ・ヨンムLG経済研究院研究委員は「担保を提供する余力さえない脆弱な家計や自営業者が信用融資などその他の融資を利用していると推定される」として「第2金融圏を中心にその他の融資が増加するのは憂慮するに十分な状況」と診断した。



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