高齢層の借金は1100兆ウォンを超えた家計負債の質が悪化しているという明白な信号だ。米国と欧州では働き盛りの30代に最も多いお金を借りて40代以降に返していく。このため年を取るほど資産が多くなり負債は減る。
だが韓国では「借金の高齢化」が急速に進行している。2004年に最も多い借金をしていた世代は40代の世帯主だった。2014年には50代がこの席を占めた。ベビーブーマーの中心である彼らが住宅購入や子供の教育費、結婚支援のために10年間借金を減らせず暮らしてきたということだ。彼らの退職・引退が本格化する今後10年間、「高齢層の借金」が一層深刻化するほかはない。就職および結婚の年齢がますます遅れる20~30代もやはりこうした流れから抜け出しにくいだろう。
だが韓国では「借金の高齢化」が急速に進行している。2004年に最も多い借金をしていた世代は40代の世帯主だった。2014年には50代がこの席を占めた。ベビーブーマーの中心である彼らが住宅購入や子供の教育費、結婚支援のために10年間借金を減らせず暮らしてきたということだ。彼らの退職・引退が本格化する今後10年間、「高齢層の借金」が一層深刻化するほかはない。就職および結婚の年齢がますます遅れる20~30代もやはりこうした流れから抜け出しにくいだろう。
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