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<プレミア12>韓国監督、3度目の正直…日本を越えて優勝しよう

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版

金寅植(キム・インシク)監督(68)

またも優勝への道のりに日本が立ちはだかっている。

金寅植(キム・インシク)監督(68)が率いる韓国代表は19日午後7時、東京ドームで「宿命のライバル」日本とプレミア12の準決勝を行う。決勝へのチケットを手にすれば、米国-メキシコの勝者と優勝トロフィーをかけて対戦する。世界の頂点に立つためには必ず宿敵の日本を越えなければならない。

金寅植監督は2002年釜山(プサン)アジア競技大会で韓国を優勝に導いたが、アジア圏の大会だった。さらに当時の日本はプロ2軍と実業団選手でチームを組み、プロ精鋭チームではなかった。決勝戦の相手は台湾だった。その後、2006年の第1回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)、2009年の第2回WBCで、金寅植監督は日本の壁に阻まれて優勝のチャンスを逃した。


第1回WBCは悔しい大会となった。第1ラウンドと第2ラウンドで韓国代表は日本と2回対戦し、ともに勝った。しかし主催側の奇形的な大会方式のため準決勝でまた日本と対戦し、3回目は敗れた。韓国は当時6連勝した後、わずか1回負けただけで4強に満足しなければならなかった。一方、韓国に2回も敗れた日本は5勝3敗の成績にもかかわらず、準決勝、決勝で勝って優勝した。

2009年の第2回WBCでは日本となんと5回も対戦した。メジャーリーグ事務局は興行カードの「韓日戦」を最大5回まで可能になるよう対戦表を組んだ。第1、第2ラウンドまで日本と2勝2敗だった。待望の決勝の舞台で日本と5回目の対戦をし、延長戦までもつれ込む接戦の末、準優勝となった。

6年という歳月が流れ、金寅植監督はもう一度、韓国代表チームを引き受けた。世界ランキング12位までのチームが集まったプレミア12大会でも日本との縁が続いている。予選ラウンドで0-5で完敗した日本と準決勝でまたぶつかった。日本と対戦するたびにいつも目に見えない「何か」がある。

18日に東京入りした金監督は「新たな気持ちで来た。選手たちの会話を聞いたが、相当な覚悟だった」とし「大谷は開幕戦でのコンディションが普段より良かった。我々の打者の打撃感覚は上がってきている。直球と変化球ともに対処が可能だ。一方的にはやられない」と必勝の意志を表した。

続いて「日本は確かに強いチーム。しかし予選と違って準決勝は負ければ終わりだ。日本も我々を軽視しないだろう。強敵であるのは間違いないが、野球は終わるまで分からない。うまく準備してよい結果を伝えたい」と語った。



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