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【コラム】高地はすぐそこなのに…=韓国(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
「1960年代末に技術研修生として日本の三洋電機に行った。すべてが珍しかった。統計的管理技法を利用した品質管理、産業工学技法を利用した生産管理などが活発だった」。サムスン電子の尹鍾竜(ユン・ジョンヨン)前副会長の回想だ(尹鍾竜、『超一流に行く考え』、2004年)。当時サムスン電子の成長モデルは日本だった。三洋電機とNECから資本と技術を持ってきた。原材料と部品、設備は日本製で、工場設計と工程配置、機械設置と試運転、稼動まですべて日本の技術陣に依存した。技術も日本が教えた。他の企業も同様だった。当時日本は「超えられない壁」だった。そして克服対象だった。模倣の究極の目的は独自開発だった。80年代初めに半導体事業を始めた当時の李秉チョル(イ・ビョンチョル)会長は「いったい日本に勝つことのできない理由は何か」と叱責した。追撃を超え追い越すという意志だった。だが、その夢が現実化されるとはだれも壮語できなかった。それだけ日本の壁は高かった。しかし夢は実現された。2000年代初めにソニーを破り、“師匠”の三洋電機はつぶれた。

この話を切り出したのは近く日本を追い越すという国際通貨基金の見通しのためだ。購買力基準の1人当たり国内総生産(GDP)は3年後に追い越し、1人当たり名目GDPは5年後に同水準となる。憂鬱な話ばかりの中で久しぶりに聞くうれしい便りだ。いまや企業を超え国の経済すら日本を追い抜くとは。高地(目標)はまさにそこだという意味ではないのか。その上日本は依然としてさまよっている。このような時にもう少し努力すれば追い越しを早められる。しかし不幸にも韓国も「第2の日本」になりつつある。ゴールイン地点目前でどっと疲れてしまった局面だ。別の言葉で言えば経済活力が急激に落ちた。貯蓄と投資のギャップ拡大が傍証だ。10年前には投資が貯蓄より多かったり貯蓄がやや多かった。だがいまは貯蓄がはるかに多く、ますますそのギャップが拡大している。投資をしないという意味だ。

【コラム】高地はすぐそこなのに…=韓国(2)

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