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国連、潘基文事務総長の訪朝説をまた否認(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
潘基文(パン・ギムン)国連事務総長の北朝鮮訪問ニュースが揺れている。

16日に聯合ニュースの「週内訪朝説」を国連が否認したのに続き、18日には中国新華社通信が北朝鮮官営朝鮮中央通信を引用して「潘総長が23日から約4日間の日程で訪朝する」と報じた。国連側は直ちに「誤報(wrong story)」と否認した。国連のステファン・ドゥジャリク事務総長報道官は「潘総長は来週訪朝しない」と公式否認した後、「潘総長は来週ほとんどニューヨークにいるはずであり、その後、英連邦首脳会議出席のためマルタに行く」と述べた。また「その後、潘総長はパリに行き、国連国連気候変動枠組み条約(UNFCCC)第21回締約国会議(COP21)に出席する」と伝えた。潘総長の訪朝をめぐり報道→国連否認→報道→国連否認が繰り返されているのだ。

◆なぜ混乱?=北朝鮮と国連が潘総長の訪朝を既成事実化した状況で、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記との会談、北朝鮮核問題など議題選定などにまだ合意していないという観測が提起されている。政府関係者は「訪朝関連の動きがあるのは確か」とし「国連と北の間に日程調整などの争点が残った状況で、決定していない情報が出回っているようだ」と述べた。


実際、北朝鮮は聯合ニュースが潘総長の訪朝を報道した翌日の17日、新華社通信平壌(ピョンヤン)発の記事で、「潘総長の平壌訪問の件はまだ確定する過程にある」と伝えた。当時の該当記事は平壌発で朝鮮中央通信を引用したが、朝鮮中央通信には関連記事がなかった。18日にも新華社通信は朝鮮中央通信などを引用して潘総長の訪朝を報道したが、朝鮮中央通信はこれに関する報道をしなかった。

ニューヨークにある国連北朝鮮代表部では17日(現地時間)、イ・フンシク北朝鮮外務省巡回大使が記者会見し、「国連事務総長が国連加盟国を訪問するのはごく自然で日常的なことだ」とし「実現する場合、朝鮮半島状況を改善し、国連と北朝鮮の関係を増進させるのに役立たなければいけない」と述べた。



国連、潘基文事務総長の訪朝説をまた否認(2)

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