Ｂ組は「死の組」だった。韓国と同じ組で予選ラウンドを行った国がすべて４強入りした。

韓国は１６日、台湾台中インターコンチネンタル球場で行われた準々決勝でキューバを７－２で破った。先発の張元準（チャン・ウォンジュン）は４イニング２／３を２失点と好投し、林昶ミン（イム・チャンミン）－車雨燦（チャ・ウチャン）－鄭大ヒョン（チョン・デヒョン）－李賢承（イ・ヒョンスン）が順に登板して４イニング１／３を無失点に抑えた。

打線も好調だった。２回に朴炳鎬（パク・ビョンホ）の三塁打など５安打を集中して５得点した。５－２とリードした８回には梁義智（ヤン・ウィジ、３打数３安打２打点）がソロ本塁打を放つなど２点を追加し、勝負を決めた。


前日の米国戦で釈然としない誤審のため２－３で敗れ、組３位となった韓国は、Ａ組２位のキューバを撃破した。偶然にも同日行われた準々決勝では韓国と同じＢ組の国がすべて勝ち、準決勝進出を決めた。

５戦全勝でＢ組１位だった日本は８強でＡ組４位のプエルトリコと対戦した。日本は先発の前田健太が７イニング無失点と好投し、９－３で勝った。

Ｂ組２位の米国もＡ組３位のオランダを６－１で退けた。Ｂ組４位のメキシコは、５連勝でＡ組１位となったカナダを破る異変を起こした。

韓日戦を含む準決勝と決勝、３位決定戦はともにリベンジマッチとして行われることになった。