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<プレミア12>韓国がメキシコを1点差で破りベスト8進出

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
プレミア12に出場した野球韓国代表チームが1次目標を達成した。メキシコを1点差で破りベスト8進出を確定した。

韓国代表チームは14日に台湾の台北で行われたB組予選第4戦でメキシコに4対3で勝った。開幕戦で日本に敗れてから3連勝を記録する韓国は15日の米国戦の結果に関係なく組4位までに与えられる準々決勝トーナメント進出権を獲得した。プロ選手が出場した1998年以降メキシコとの対戦戦績は5勝無敗となった。

韓国は1回表に鄭根宇(チョン・グンウ)が安打を打ち出塁した後、2塁への盗塁に成功した。李容圭(イ・ヨンギュ)の四球で無死1・2塁となり、金賢洙(キム・ヒョンス)は左中間に大きく打球を飛ばした。メキシコの左翼手ヤディル・ドレイクは守りきれず、その間に2人の走者がともに本塁に戻り、金賢洙は2塁に進んだ。2打点先制2塁打だ。ベネズエラ戦での1回と同じ得点公式が再現され、金賢洙は2試合連続で決勝打を打った。


韓国は2回2死から金宰鎬(キム・ジェホ)、鄭根宇の連続2塁打で1点を追加した。3回には大砲が炸裂した。日本戦で4打数2安打を記録し台湾で行われた2試合で8打数無安打にとどまった朴炳鎬(パク・ビョンホ)が本塁打を放った。朴炳鎬は2死2ボール1ストライクからシーザー・カリーヨのシンカーを打ち右中間のフェンスを越えた。

メキシコの追撃も侮れなかった。先発の李太陽(イ・テヤン)は4対0でリードする3回裏にホセ・トーレスを再び四球で出塁させた後、フアン・ペレスに右中間3塁打を打たれ、ケビン・メドラーノに右飛打まで許し2点を取られた。韓国ベンチは果敢に4回から李太陽を下げイム・チャンミンをマウンドに上げた。イム・チャンミンは5回裏1死からブランドン・マシーアスに安打を与えた後、車雨燦(チャ・ウチャン)に交替させられた。車雨燦はペレスを四球で出塁させた後メドラーノを三振に押さえたがティム・トーレスの打席でワイルドピッチを記録した。捕手姜ミン鎬(カン・ミンホ)の送球ミスで韓国は4対3まで追い上げられた。

しかし車雨燦の投球には力があった。車雨燦は6・7回を完璧に押さえ3イニング無失点となった。KBOリーグ奪三振王らしくアウトカウント9個のうち8個を三振で得た。直球最高速度は145キロにとどまったが、ボールの勢いが良くメキシコの打者のバットはまともについていくことができなかった。スライダーも威力的だった。韓国は鄭大ヒョン(チョン・デヒョン)と李賢承(イ・ヒョンスン)を順に上げリードを守った。

韓国は15日午後7時に2勝2敗の米国と予選最終試合を行う。先発投手には金広鉉(キム・グァンヒョン)が出る。勝てばB組2位を確定しA組3位と準々決勝で対戦する。2位に上がれば組1位を確定した4勝の日本とは決勝で対戦することになる。米国に敗れた場合には同じ時間に開かれるベネズエラ(2勝2敗)と日本の試合結果まで見守らなければならない。ベネズエラが負ければ勝者勝の原則により米国が2位、韓国が3位となる。ベネズエラが勝てば3チームが3勝2敗となりTQB(総得点/攻撃イニング-総失点/守備イニング)で順位を決める。韓国はベネズエラに13対2で大勝しておりTQBでは有利だ。



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