全羅南道霊岩郡(チョルラナムド・ヨンアムグン)の王仁の遺跡「百済門」。1987年に遺跡を整備する過程で建造された。これと同じ門が来年、日本にもつくられる。(写真=霊岩郡)
霊岩郡の遺跡にある絵。『千字文』などを持って日本に行く王仁博士の姿が含まれている。(写真=霊岩郡)
このような縁で神埼は王仁を賛える碑石と神社をつくった。また、2008年から市関係者が毎年霊岩郡を訪問するなど交流してきた。そんな中、敷地1万3000平方メートルに達する規模の王仁博士記念公園をつくることになり、王仁の生家など遺跡のある霊岩郡に協力を要請した。松本茂幸・神埼市長が自らチョン・ドンピョン霊岩郡守に「霊岩遺跡にある百済門と同一の門を公園門としてつくってほしい」と要請した。霊岩郡はこの要請を受けて百済門の設計と施工をすべて引き受けることにした。伝統の瓦や木柱など必要な資材を国内で用意し、来年に資材とともに技術者現地に派遣して百済門をつくる。これにかかる経費2億ウォン(約2100万円)も霊岩郡がすべて負担する。
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