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現代自動車EQ900、目を閉じて高速道路を走る

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
目を閉じて高速道路を運転しても事故を起こさずに走れる車を現代自動車が来月に発表する。

高級ブランド「ジェネシス」の新車「EQ900」(新型エクウス)がその主人公だ。現代自動車は8日、ジェネシスEQ900に長距離自律走行技術のハイウェー・ドライビング・アシスト・システム(HDA)を韓国で初めて搭載すると明らかにした。HDAは運転者が運転台と加速ペダル・ブレーキを操作せずに前の車との間隔を自動で維持し、車が自分で走行できるようにする最先端技術だ。車線中央部分に沿って走るよう支援する車線維持制御システム(LGS)と前の車との速度変化に合わせて距離と速度を自動で調節するアドバンスト・スマート・クルーズ・コントロール(ASCC)が主要な役割を担う。このため車が自動的に車線を守るだけでなく前の車との衝突も防いでくれる。ここにナビゲーション連動機能が結合し高速道路での発生が想定される多様な走行状況に対する対処能力を高める。車両が急カーブやスピード超過危険区間を認知すればあらかじめ速度を自主的に落とし安全運行が可能だ。現代自動車はすでに7万キロメートルを超える試験走行を終えたという。

現代自動車関係者は、「ジェネシスEQ900の発売を基点に韓国でも長距離自律走行時代が開幕する」と話した。また、「現代自動車が宣言したラグジュアリーブランドであるジェネシスの名前を付けて出る最初の車であり、最上位モデルであるだけに、会社が持つ先端技術をすべて盛り込むことになった」と強調した。中央大学経営学部のイ・ナムソク教授は、「輸入車の高級モデルにもない技術を現代自動車で初めて商用化するというのはファーストムーバー(先導者)としてのイメージを際立たせるだろう。特にジェネシスの高級ブランドイメージを刻みつける契機になるだろう」と話した。


自律走行技術は親環境技術と合わせ今後の自動車市場を先導する核心主題として台頭している。世界的に車両安全度評価基準が強化され高齢運転者が増え既存の量産車メーカーだけでなく、グーグルやアップルのようなIT企業まで競争的に開発に乗り出している。





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