現役を引退するチャ・ドゥリ。
ソウル・ワールドカップスタジアムで7日、FCソウルと水原サムスンのスーパーマッチ終了後、チャ・ドゥリの引退記者会見が開かれた。Kリーグ・クラシックは2試合が残っているがチャ・ドゥリは出場しない。現役最後の試合は先月31日のFAカップ決勝戦だった。今後グラウンドでチャ・ドゥリを見ることはできず、記者会見でも見られない。
チャ・ドゥリは「もう本当に終わりだ。今後選手として記者会見をすることはない。ほっとしながら寂しくもあるが本当に最後だと実感している。本当にグラウンドで走れないと考えると寂しい。心残りがあったりもっとうまくやれたと考えたりする。さっぱりした気分にもなる」として複雑な感情を表わした。
しかし後悔はない。チャ・ドゥリは「最後まで最善を尽くし後悔はない。私の引退は映画のようだ。代表チームやFCソウルでも良い選手生活の締めくくりをした。私は幸せな人だ。このように引退する選手が何人いるだろうか。また今後何人出てくるだろうか。私がこのように引退できるほどサッカーをしっかりやっただろうかと考える。過分な応援をくれた方々に感謝している」と感謝の気持ちを表わした。
将来に対する計画についてチャ・ドゥリは「まだわからない。監督の資格を取るために準備中なのは合っている。しかし監督をするのか、行政家をするかはまだわからない。明らかなのはそれでもグラウンドに少しでも近いところで韓国サッカーのために何かをしたいという気持ちだ。それなら監督なのに簡単に決めないだろう。慎重にもっと多くの勉強をした後で決定をするだろう」と説明した。
今回のスーパーマッチでFCソウルのファンたちは、私たちには車範根(チャ・ボムグン)よりもチャ・ドゥリが偉大だという意味のプラカードを掲げた。
これに対しチャ・ドゥリは「父は韓国サッカーために多くの仕事をされ、拍手を受けるほどの人だ。しかしFCソウルのファンの間では父より私がさらに偉大な選手として残ったら良いだろう。ソウルのファンにとっては父より多くの愛を受けたサッカー選手になれば良いという望みだ」と笑った。
この記事を読んで…