２０１７年から韓国の中高校の歴史科を現行の検定教科書から国家が編纂した国定教科書に変える方針が確定した。

黄祐呂（ファン・ウヨ）教育部長官は３日、政府ソウル庁舎で開かれた記者会見で「中学校の『歴史』と高等学校の『韓国史』の教科書を国定で発行する内容の『中高等学校教科用図書の国定・検定・認定区分（案）』を確定して告示した」と明らかにした。

該当の記者会見で黄教育部長官は「偏向した歴史教科書を正してこそ子供たちが韓国と韓国の歴史に対する確実なアイデンティティと正しい歴史観を持てる」と話し始めた。


彼は引き続き「現行の歴史教科書の検定発行制度は失敗したというのが政府の判断」としながら「発行制度を改善して正しい歴史教科書を作らなければならない」と説明した。

これで韓国の歴史教科書は２０１１年に検定教科書に変わってから約６年ぶりに再び国定化となる。