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カーター米国防長官「THAAD、同盟の決定通じ配置されるだろう」(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

国防部の韓民求長官(右)とカーター米国防長官が2日、ソウルの国防部で開かれた第47回韓米安保協議会議(SCM)で16項目の共同声明を採択した。両長官は北朝鮮が核関連プログラムをすべて中止し、完全に放棄しなければなければならないと促した。共同記者会見でカーター長官が会議結果を説明している。

カーター米国防長官は2日、高高度ミサイル防衛ミサイル(THAAD)の在韓米軍配置と関連し、「(米国が)独自に決めないだろう」と明らかにした。第47回韓米定例安保協議会議(SCM)を終えた後に国防部の韓民求(ハン・ミング)長官と共同で行った記者会見でのことだ。カーター長官は「今後数年以内にTHAADが韓国に配置される可能性がある」とみているかとの質問に、「今回の会議でTHAADと関連した議論はしなかった。THAADは同盟の決定を通じて配置されるもの(Any deployment of THAAD will be determined through an alliance’s decision・国防部発表では『THAADも米国が同盟の立場から配置決定をすることになるだろう』)」と答えた。

国防部当局者は「米国内でもまだTHAAD配置と関連し決定できていないものと理解している。在韓米軍にTHAADを配置する場合には韓国と協議して進めるという意味だ」と話した。

両長官はこの日単独会議と拡大会議を相次いで開き、北朝鮮の脅威と韓米同盟などの懸案について議論し16項目の共同声明を発表した。


国防部は共同声明で、「条件に基づいた戦時作戦統制権転換計画」(COTP)に署名したことを成果に挙げている。時間を定めて不完全な状況で戦時作戦統制権還収を推進するより、具体的な戦時作戦統制権還収条件に基づいて転換する内容であるためだ。韓長官は「韓国が戦時作戦統制権を還収する条件は核心軍事能力の確保と、北朝鮮の核とミサイルの脅威に対応する能力の確保、韓半島(朝鮮半島)と地域安保環境の評価」と説明した。COTPには韓半島有事時に韓米連合軍が共同で作戦を展開する「作戦計画5015」の上位概念も含まれているという。軍関係者はこれを「新戦略文書」と呼んでいるが、具体的な内容は公開されていない。



カーター米国防長官「THAAD、同盟の決定通じ配置されるだろう」(2)

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