韓国メディアは３年６カ月ぶりに開かれた韓日中３国首脳会談に対して歴史問題よりも３国協力体制の復元に重点が置かれたと評価した。

韓国メディアの国民日報は２日、前日に開かれた韓日中首脳会談について「『歴史直視および未来志向』精神に焦点を合わせて２国間関係の改善および３国協力の強化に向けて共同で努力することを確認した」とし「３国による北東アジア協力の枠組みを復元することで合意したことを受け、今後は経済協力・文化交流分野が一層活性化していくだろう」と報じた。

東亜日報は「韓日中３国首脳会議は対立し反目した３国間の葛藤を縫合し、未来に向かう糸口をつかんだ点を成果として挙げることができる」と評した。


京郷新聞は「『北東アジアの平和と協力のための共同宣言』に歴史問題に対する日本の態度変化がこの中に盛り込まれないなど、『３年半ぶりの３国協議体の再開』という象徴的な意味以外に成果物を出すことができなかった」と伝えた。