「李克強中国首相招請韓国経済界との懇談会」が1日、ソウル新羅ホテルで開かれた。朴容晩(パク・ヨンマン)大韓商工会議所会長は「20年以上にわたり善隣友好関係として成長してきた両国の協力が大きく発展すると期待する」と述べた。右側から李首相、鄭夢九(チョン・モング)現代自動車グループ会長、王毅中国外相、李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長。(写真共同取材団)
首脳会談の後、崔ギョン煥(チェ・ギョンファン)経済副首相と中国政府発展改革委員会の徐紹史主任は「ユーラシア・イニシアチブと一帯一路の連係」に基づく▼政策共同歩調▼基盤施設連結▼貿易・投資拡大▼金融統合および第3国市場共同開拓▼両国情報共有プラットホーム構築▼投資および金融支援▼共同研究およびモデル事業実施--などを内容にするMOUを締結した。
青瓦台(チョンワデ、大統領府)の関係者は「アジアインフラ投資銀行(AIIB)発足を控えてMOUを締結し、今後AIIBを活用した韓国企業の海外進出を促進させるのに役立つ」と述べた。亜洲大のキム・フンギュ中国政策研究所長は「一帯一路は今後30-40年間にわたり中国を導いていく国家大戦略」とし「ロシアラインが中心だったユーラシア・イニシアチブが豊かになる側面がある」と評価した。
北朝鮮の核問題解決のための両国間の「戦略的疎通」も強化することにした。朴大統領は会談で「(中国)最高位級指導者の(北朝鮮核問題に対する)積極的な関心は、両国間の戦略的疎通と韓中関係の発展に寄与している」と述べた。会談では先月10日の中国の劉雲山常務委員の訪朝に関する議論があったという。
この日の首脳会談は予定されていた1時間を超えて1時間50分続き、韓国産コメ・参鶏湯(サムゲタン)・キムチの輸出の道が開かれることになった。両国は会談後、韓国産コメと参鶏湯の検疫・検査に協力するという内容のMOUを締結した。国産キムチの中国輸出に必要な告示手続きも急いで踏むことにした。安鍾範(アン・ジョンボム)青瓦台経済首席秘書官は「キムチは年内、コメは来年1月、参鶏湯は遅くとも来年上半期中に輸出が可能」と述べた。中国は昨年、255万7000トンのコメを輸入した。韓国政府は2009年からコメ輸入を公式要請したが、中国政府は植物検疫条件を理由に拒否してきた。
参鶏湯の輸出は韓国が2006年から公式要請してきた。今回、中国は「参鶏湯原料用の鶏肉は鶏の疾病非発生地域(農場)で生産されなければならない」という条件を付けて輸出の道を開いた。
朴大統領は李首相に「コメ・参鶏湯・キムチのようなおいしい農食品が中国の食卓に遅く上れば中国の消費者が恨むだろう」と話すと、李首相は「中国国民に、おいしい韓国農食品が朴大統領の努力で中国の食卓に出ることになったと話す」と返答した。
両首脳は中国上海に韓国ウォンと人民元を直接取引できる市場も開設することにした。韓国以外に韓国ウォン直取引市場が開かれるのは初めて。
この記事を読んで…