A社の事例は政策金融を「太い綱」(融資額の平均85%を保証)として、銀行からの融資を維持するゾンビ企業の延命法を如実に見せている。信用保証基金・技術保証基金をはじめとする保証機関は昨年末、中小企業への融資残額の15%(78兆4000億ウォン)を保証した。ゾンビ企業は中小だけの問題ではない。退出しなかったゾンビ企業は、創業側に資金が流れることを妨げて全体的な経済活力を下げる。韓国開発研究院(KDI)によればゾンビ企業が1ポイント増えれば創業(0.43%)・生産性(0.13%)・雇用(0.34%)がいずれも減る。企業構造調整の最初のボタンが政策金融改革だという指摘が出る理由だ。政府が銀行を相手に企業構造調整を圧迫するのに先立ち、放漫執行されている政策金融を正さなければならないという話だ。
これは中央日報が29日に入手した信保の「ゾンビ企業現況報告書」で詳しくあらわれている。報告書によれば昨年信保から融資保証を受けたゾンビ企業は1901社で、全体保証企業(5万1949社)の3.66%だ。▼3年連続の利子補償倍率(営業利益/利子費用)1未満▼3年連続の営業赤字▼資本蚕食状態のうちの1つ以上に該当すればゾンビ企業に分類された。
<加速する韓国ゾンビ企業リストラ>(上)ゾンビ企業75%、保証融資で延命(2)
これは中央日報が29日に入手した信保の「ゾンビ企業現況報告書」で詳しくあらわれている。報告書によれば昨年信保から融資保証を受けたゾンビ企業は1901社で、全体保証企業(5万1949社)の3.66%だ。▼3年連続の利子補償倍率(営業利益/利子費用)1未満▼3年連続の営業赤字▼資本蚕食状態のうちの1つ以上に該当すればゾンビ企業に分類された。
<加速する韓国ゾンビ企業リストラ>(上)ゾンビ企業75%、保証融資で延命(2)
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