韓国国防部は２７日、米国が移転を拒否した韓国型戦闘機（ＫＦ－Ｘ）核心技術４件のうち３件はすでに相当水準を確保していると明らかにした。

キム・ミンソク国防部報道官は同日の定例ブリーフィングで「（ＫＦ－Ｘの）４件の体系統合技術のうち３件は相当水準が確保されている状態」と明らかにした。これら３件とは「赤外線探索・追跡装備（ＩＲＳＴ）」「電子光学標的追跡装備（ＥＯ　ＴＧＰ）」「電磁波妨害装備（ＲＦジャマー）」だ。

キム報道官は残り１件の体系統合技術である「多機能能動電子走査（ＡＥＳＡ）レーダー」について「それに関連する部分だけを統合する技術を開発すればできるのだが、それは簡単なことでもなく時間も多くかかる」と明らかにした。


キム報道官は「ＫＦ－Ｘ事業は韓国空軍の非常に重要な戦力事業で、大韓民国航空産業の育成に向けて国運のかかった事業」としながら「（必要な予算が）配分されてしっかり推進されることを願う」と伝えた。