金剛山離散家族面会所で開かれた第20回離散家族再会行事が22日に終わった。次にまた会えるかどうか分からない南と北の家族が手を握り合っている。(写真共同取材団)
金剛山(クムガンサン)離散家族面会所で開かれた2泊3日間の第20回離散家族1次対面行事が22日に終わった。離散家族はこの日午前9時30分-11時30分の2時間の面会を最後に別れた。南側離散家族は先に出発する北側の離散家族が乗ったバスに近づき、「愛している」「お元気で」という言葉を伝えて涙を流した。
北側の姉パク・ヨンスンさん(82)と南側の弟のパク・ヨンドクさん(81)はバスの窓を挟んで手を合わせた。バスに乗ったパクさんに弟は「姉さん、私のようにしてみて」と言いながら手のひらを窓に置いた。パクさんも窓に手を合わせた。80歳を超えた弟は「そう、そう」と言って喜んだ。パク・ヨンドクさんは「再会するのに65年かかったが、もうこれほど長くなってはいけない」と言いながら姉を見送った。
北側のソン・クォングンさん(83)は息子ソン・ジョンウンさん(67)に「また会えるように私が長生きする」とあいさつした。息子は父に「父さんや私も苦労したので長く生きるでしょう」と答えた。
最高齢者の南側のキム・ナムギュさん(96)は妹のキム・ナムドンさん(83)に「孫に分けなさい」と言って菓子を渡した。キム・ナムドンさんは兄の肩で号泣した。キム・ナムギュさんの娘ギョンスクさん(63)は「後ほど叔母が亡くなってもお互い探せるように息子さんに私たちの住所を必ず知らせてほしい」と伝えた。
北側のナム・チョルスンさん(82)は妹ナム・スンオクさん(80)に抱かれて泣いた。ナム・チョルスンさんは「統一すれば家族がみんな集まって大きな家で一緒に暮らそう。こんな不幸が世の中にどこにあるのか」と言いながら、手で面会場のテーブルを数回たたいた。
オ・インセさん(83)とイ・スンギュさん(85)の夫婦も別れの言葉を交わした。北側の父に65歳で初めて会った息子のオ・チャンギュンさん(65)は父の胸に手をおいて「ここに息子、嫁、母を植え付けて生きてほしい」という言葉を伝えた。オさんは妻と息子、嫁を両腕に抱いて「このように抱けるのは幸せだ。私の人生で初めてだ」と語った。イさんは涙を流す夫に「なぜ泣くのですか。私は幸せです。お元気で。幸せです。それ以外に何もない」と話した。息子は「ずっと忘れないで」と言いながら父の指に贈り物の銀の指輪をはめた。
<離散家族再会>次にまた会えるか分からない生き別れ(2)
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