青瓦台(チョンワデ、大統領府)の「5者会談」は「歴史教科書会合」に流れた。108分の会合のうち30分余りを教科書と関係した内容に注いだ。だが与党圏・野党圏の間の歴史観の差だけが確認された。
会合の後、新政治民主連合の文在寅(ムン・ジェイン)代表は国会に戻って記者たちに「巨大な絶壁と向き合うような感じだった」と話した。李鍾杰(イ・ジョンゴル)院内代表も「冷蔵庫から熱いご飯を取り出そうとしたようだ」と会合で感じた違和感を表現した。だが、このような反応を伝え聞いたセヌリ党の金武星(キム・ムソン)代表も記者たちに「私も似たような心情」といった。
この日会合で朴槿恵(パク・クネ)大統領は文代表と李院内代表の教科書に関して攻撃的に出てくると、引かずに論争に飛び込んだ。
参席者によれば朴大統領は「(歴史教育が)敗北主義を教える」として「(国定化は)これを正そうという純粋な意」と話した。また「執筆陣の80%が偏向した歴史観を持つ特定の人脈でつながっていて7種の検定歴史教科書を回しながら書いている」としながら「結局は1つの左偏向の教科書」と話した。さらに「特定人脈」の中心に全国教職員労組や民族問題研究所などを指定した後「国定教科書は避けられない」とした。朴大統領が全教組などを取り上げて歴史教科書問題に対する考えを具体的に明らかにしたのは初めてだ。
このような朴大統領の反応を引き出したのは文代表の冒頭発言だった。彼は「世界的にも正常に発展した国では(教科書の国定化を)していない」と面前で直撃弾を飛ばした。その後「国正化を中断し、経済と民生のほうを見てくれるよう望む」と圧迫した。引き続き発言した李鍾杰(イ・ジョンゴル)院内代表も「(国定化は)大韓民国臨時政府の法の伝統を見過ごして自由民主主義を無視したまま画一化に向かうもの」と主張した。
文代表と李院内代表は現行教科書の内容にいちいち言及した後「恥ずかしい歴史だとするに値する部分がどの部分なのか」とも尋ねた。これに対し朴大統領は「本の全体を見ればそのような(偏向しているという)感じがする」と反論した。
大統領と野党指導部が衝突するとセヌリ党の金武星(キム・ムソン)代表が出てきた。彼は「新しく作られる歴史教科書に関しては執筆陣の構成がされておらず、まだ1ページも書かれていない状況で『親日教科書』だとか『独裁教科書』などというのは話にならない」と主張した。それと共に「歴史教科書は専門家に任せて民生の懸案と各種法案の処理に力を注ごう」と述べた。来年の総選挙の公認ルール問題などをめぐってしばらく分裂していた党政関係が野党指導部の前で縫い合わされた場面だった。青瓦台関係者は「意図したわけではないが今回の会合で党政関係が堅固になった」と話した。
青瓦台の5者会合が収穫なしで終わりながら、与野党の梗塞局面は長期化するほかはなくなった。与党圏の高位関係者は「今や歴史教科書問題は来年の総選挙を前に支持層の結集のためにも決して退くことのできない問題」と話した。
この日、文代表は米国の技術移転拒否で韓国型戦闘機(KF-X)事業が危機に処したことに関して外交安保ラインの問責も要求した。だが、朴大統領は返事をしなかった。
会合の後、新政治民主連合の文在寅(ムン・ジェイン)代表は国会に戻って記者たちに「巨大な絶壁と向き合うような感じだった」と話した。李鍾杰(イ・ジョンゴル)院内代表も「冷蔵庫から熱いご飯を取り出そうとしたようだ」と会合で感じた違和感を表現した。だが、このような反応を伝え聞いたセヌリ党の金武星(キム・ムソン)代表も記者たちに「私も似たような心情」といった。
この日会合で朴槿恵(パク・クネ)大統領は文代表と李院内代表の教科書に関して攻撃的に出てくると、引かずに論争に飛び込んだ。
参席者によれば朴大統領は「(歴史教育が)敗北主義を教える」として「(国定化は)これを正そうという純粋な意」と話した。また「執筆陣の80%が偏向した歴史観を持つ特定の人脈でつながっていて7種の検定歴史教科書を回しながら書いている」としながら「結局は1つの左偏向の教科書」と話した。さらに「特定人脈」の中心に全国教職員労組や民族問題研究所などを指定した後「国定教科書は避けられない」とした。朴大統領が全教組などを取り上げて歴史教科書問題に対する考えを具体的に明らかにしたのは初めてだ。
このような朴大統領の反応を引き出したのは文代表の冒頭発言だった。彼は「世界的にも正常に発展した国では(教科書の国定化を)していない」と面前で直撃弾を飛ばした。その後「国正化を中断し、経済と民生のほうを見てくれるよう望む」と圧迫した。引き続き発言した李鍾杰(イ・ジョンゴル)院内代表も「(国定化は)大韓民国臨時政府の法の伝統を見過ごして自由民主主義を無視したまま画一化に向かうもの」と主張した。
文代表と李院内代表は現行教科書の内容にいちいち言及した後「恥ずかしい歴史だとするに値する部分がどの部分なのか」とも尋ねた。これに対し朴大統領は「本の全体を見ればそのような(偏向しているという)感じがする」と反論した。
大統領と野党指導部が衝突するとセヌリ党の金武星(キム・ムソン)代表が出てきた。彼は「新しく作られる歴史教科書に関しては執筆陣の構成がされておらず、まだ1ページも書かれていない状況で『親日教科書』だとか『独裁教科書』などというのは話にならない」と主張した。それと共に「歴史教科書は専門家に任せて民生の懸案と各種法案の処理に力を注ごう」と述べた。来年の総選挙の公認ルール問題などをめぐってしばらく分裂していた党政関係が野党指導部の前で縫い合わされた場面だった。青瓦台関係者は「意図したわけではないが今回の会合で党政関係が堅固になった」と話した。
青瓦台の5者会合が収穫なしで終わりながら、与野党の梗塞局面は長期化するほかはなくなった。与党圏の高位関係者は「今や歴史教科書問題は来年の総選挙を前に支持層の結集のためにも決して退くことのできない問題」と話した。
この日、文代表は米国の技術移転拒否で韓国型戦闘機(KF-X)事業が危機に処したことに関して外交安保ラインの問責も要求した。だが、朴大統領は返事をしなかった。
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