サッカー韓国U-17(17歳以下)代表が「世界最強」ブラジルを破った。U-17国際サッカー連盟(FIFA)ワールドカップ(W杯)本大会で最高のスタートを切った。
韓国は18日、チリ・コキンボで行われたグループリーグB組第1戦でブラジルと対戦し、後半34分のチャン・ジェウォン(17、現代高)の決勝ゴールで1-0で勝った。B組最強のブラジルを相手に勝ち点3を獲得した韓国は、1-1で引き分けたイングランドとギニア(以上、勝ち点1点)を抑えてB組トップに立った。
韓国は先月6日、水原(スウォン)カップ国際サッカー大会でブラジルに2-0で完敗したが、これを雪辱し、U-17代表間の対戦7試合目で初勝利(1勝5敗1分け)を挙げた。韓国がFIFA主管国際大会でブラジルを破ったのは今回が初めて。オリンピック(五輪)代表(23歳以下)は2戦2敗、U-20代表も6戦全敗だ。
チェ・ジンチョル式の「泥沼サッカー」が勝利を呼んだ。「泥沼サッカー」とは、シュティーリケ監督(61、ドイツ)が率いる韓国A代表チームの試合スタイルをいう新造語。流れが不利でも泥臭いプレーで何とか勝利をつかむサッカーをいう。U-17代表を率いるチェ・ジンチョル監督(44)はボールシェア(韓国37%-ブラジル63%)と試合の主導権を放棄する代わりに「守備エリアの圧力」と「速い逆襲」に重点を置く実利サッカーで金星をあげた。韓国は守備中心の試合をしながらもブラジルと同じシュート9本を放ち、有効シュート(5本)はむしろブラジル(1本)を上回った。
チェ監督は大会直前、強豪米国との親善試合で2連敗して気を落とした弟子に現役時代の経験談を聞かせた。「2002年W杯本大会開幕を控えて韓国は練習試合で連敗したが、その経験が4強入りの基礎となった」とし「負けても『できる』という自信さえ守ればよい」と励ました。
後半34分に決まった決勝ゴールがその結実だ。逆襲からキム・ジンヤ(デゴン高)が右サイドを突破してクロスを入れ、これをイ・サンホン(現代高)がゴールライン近くで受けてつなぎ、ゴール正面にいたチャン・ジェウォンが左足シュートでゴールを決めた。相手DFが密集した空間が少ない状況でも、集中力を持ってゴールチャンスを生み出した。6分後にブラジルのMFジオバニが激しいプレーで退場となる過程でも、韓国選手は平常心を維持した。
試合後、チャン・ジェウォンは「私は華麗なプレーをする選手ではないが、大きな試合でゴールを決めて注目を受け、本当にうれしい」とし「今日勝ったからといって終わりではない。次の試合も頑張りたい」と述べた。
期待を集めたFWイ・スンウ(バルセロナB)は献身的な動きで可能性を見せた。ドリブルとゴールへの欲を自制し、助演の役割を忠実に果たした。相手DFを引き出して空間とチャンスを作り、守備にも積極的に加わった。FIFAは公式ホームページを通じて「バルセロナのイ・スンウが素晴らしい活躍をした。ブラジルのDFとMFの間の空間を見つけて入り、得点チャンスも作った」と評価した。
試合後、シュティーリケ監督は「信念は山をも動かす(Faith can move mountains)」という内容のお祝いメッセージを送り、チェ・ジンチョル号を激励した。
韓国は21日、ギニアを相手にグループリーグ第2戦を行う。
韓国は18日、チリ・コキンボで行われたグループリーグB組第1戦でブラジルと対戦し、後半34分のチャン・ジェウォン(17、現代高)の決勝ゴールで1-0で勝った。B組最強のブラジルを相手に勝ち点3を獲得した韓国は、1-1で引き分けたイングランドとギニア(以上、勝ち点1点)を抑えてB組トップに立った。
韓国は先月6日、水原(スウォン)カップ国際サッカー大会でブラジルに2-0で完敗したが、これを雪辱し、U-17代表間の対戦7試合目で初勝利(1勝5敗1分け)を挙げた。韓国がFIFA主管国際大会でブラジルを破ったのは今回が初めて。オリンピック(五輪)代表(23歳以下)は2戦2敗、U-20代表も6戦全敗だ。
チェ・ジンチョル式の「泥沼サッカー」が勝利を呼んだ。「泥沼サッカー」とは、シュティーリケ監督(61、ドイツ)が率いる韓国A代表チームの試合スタイルをいう新造語。流れが不利でも泥臭いプレーで何とか勝利をつかむサッカーをいう。U-17代表を率いるチェ・ジンチョル監督(44)はボールシェア(韓国37%-ブラジル63%)と試合の主導権を放棄する代わりに「守備エリアの圧力」と「速い逆襲」に重点を置く実利サッカーで金星をあげた。韓国は守備中心の試合をしながらもブラジルと同じシュート9本を放ち、有効シュート(5本)はむしろブラジル(1本)を上回った。
チェ監督は大会直前、強豪米国との親善試合で2連敗して気を落とした弟子に現役時代の経験談を聞かせた。「2002年W杯本大会開幕を控えて韓国は練習試合で連敗したが、その経験が4強入りの基礎となった」とし「負けても『できる』という自信さえ守ればよい」と励ました。
後半34分に決まった決勝ゴールがその結実だ。逆襲からキム・ジンヤ(デゴン高)が右サイドを突破してクロスを入れ、これをイ・サンホン(現代高)がゴールライン近くで受けてつなぎ、ゴール正面にいたチャン・ジェウォンが左足シュートでゴールを決めた。相手DFが密集した空間が少ない状況でも、集中力を持ってゴールチャンスを生み出した。6分後にブラジルのMFジオバニが激しいプレーで退場となる過程でも、韓国選手は平常心を維持した。
試合後、チャン・ジェウォンは「私は華麗なプレーをする選手ではないが、大きな試合でゴールを決めて注目を受け、本当にうれしい」とし「今日勝ったからといって終わりではない。次の試合も頑張りたい」と述べた。
期待を集めたFWイ・スンウ(バルセロナB)は献身的な動きで可能性を見せた。ドリブルとゴールへの欲を自制し、助演の役割を忠実に果たした。相手DFを引き出して空間とチャンスを作り、守備にも積極的に加わった。FIFAは公式ホームページを通じて「バルセロナのイ・スンウが素晴らしい活躍をした。ブラジルのDFとMFの間の空間を見つけて入り、得点チャンスも作った」と評価した。
試合後、シュティーリケ監督は「信念は山をも動かす(Faith can move mountains)」という内容のお祝いメッセージを送り、チェ・ジンチョル号を激励した。
韓国は21日、ギニアを相手にグループリーグ第2戦を行う。
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