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「鼻の手術後に顔面まひ」…中国人観光客の整形事故、韓中摩擦の火種に(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

韓国で「遠征整形」を受けた後の副作用の被害などを訴える中国人女性たちが3日夕方、ソウルの明洞(ミョンドン)で沈黙デモを行った。すでに4回目のデモだ。中国人観光客が大挙して訪韓する中国の国慶節連休(1~7日)直前には、彼らのデモ写真が中国のポータルサイトに掲載されて5万件近いコメントも並んだ。

韓国ドラマに出てくる女優のように鼻筋がとおった鼻とぱっちりした目が欲しかった。中国人女性Aさん(39)が2013年、ソウルのある医院で整形手術を受けた理由だ。だが時間が経つほど顔は明らかに非対称が深刻になった。台湾にある整形外科に行って相談すると「唇の感覚マヒのような機能性の問題は、完全に回復するのが難しい」という答えが戻ってきた。1年後である昨年、再び韓国にきて該当医院を訪ねて医療記録を要求した。医院側は「当時の執刀医が違う病院に移ったので私たちは知らないこと」と言った。くやしい気持ちで医院前で1人デモを行い警察に連行されたこともあった。自ら命を絶とうともした。

現在海外に滞在中のAさんは4日、電話で「ドラマに出てくる韓国人は責任感が強くて信義を守っていたのに、私が会った人々はそうではなかった。私は今、韓国という国を信頼しない」として「韓国の奇形的な整形産業を放置しておけば韓国と中国の良好な関係にも悪い影響を与えるだろう」と話した。

Aさんの主張は誇張ではない。韓国政府も中国人の「遠征整形」被害が韓中間の外交摩擦に広まる恐れがあると懸念していると確認された。


政府関係者は5日「今年に入ってから在中韓国大使館からほとんど毎月、中国人の整形被害対策を立てなければならないという公文書を福祉部に送ってきている」と話した。国会保健福祉委員会所属の新政治民主連合の印在謹(イ・ジェグン)議員が福祉部から提出させた資料によれば、在中韓国大使館は今年1月「(韓国遠征整形の副作用について中国メディアの度重なる報道で)両国関係に否定的影響が憂慮される」という公文書を福祉部に送った。その後「報道内容に歪曲がある時は中国側に積極的に釈明・抗議をしなければならない」(3月3日)、「両国の関連部署間の高官級会談の開催を中国に提案しよう」(4月24日)などの意見書を送った。中国メディアの報道も添付した。



「鼻の手術後に顔面まひ」…中国人観光客の整形事故、韓中摩擦の火種に(2)

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