先月30日(現地時間)に発表されたミシュランガイドのニューヨーク版に新しく入った韓国料理店がないという話を聞いて、その友人を思い出した。韓国料理店がミシュランから認められなかったと騒ぐ人たちは、元々どれほど美食として韓国料理を楽しんでいるのだろうか。5万ウォン(約5000円)の参鶏湯(サムゲタン)があれば「どんな参鶏湯だろうか」を関心を向けるのではなく、「韓食がなぜそんなに高いのか」と文句をいうのが私たちの現実だ。いつの間にか「韓食グローバル化」が、ミシュランガイドのような海外機関の評価を気にする愛国主義スローガンに変質したような感じもする。ミシュランガイドが美食評価の定石として知られているのは確かだ。しかし彼らは神ではない。ミシュランガイドの韓国版がないという理由で政府がミシュラン側にある種のロビー活動をしたという噂は恥ずかしかった。海外の評価に夢中になる大韓民国は外から見ると「魅力ゼロ」の“カモ”にすぎない。
海外の評価に敏感なのは他の分野でも同じだ。先月30日に世界経済フォーラム(WEF)が発表した「2015国家競争力ランキング」で韓国が26位に落ちたとか、英タイムズが2日に発表した「2015世界大学ランキング」で韓国の大学が大幅に下落したというニュースに接し、フェイスブック・ツイッターは「大変なことになった」という反応があふれた。「その評価基準は何?」という質問は見られなかった。海外の評価に戦々恐々とするほど、海外の評価機関に大韓民国はイージーな相手に映るだけだ。実際、WEFの順位評価はいくつかの任意的な統計を使用しているという点で信頼度に批判が提起されている。
海外の評価に敏感なのは他の分野でも同じだ。先月30日に世界経済フォーラム(WEF)が発表した「2015国家競争力ランキング」で韓国が26位に落ちたとか、英タイムズが2日に発表した「2015世界大学ランキング」で韓国の大学が大幅に下落したというニュースに接し、フェイスブック・ツイッターは「大変なことになった」という反応があふれた。「その評価基準は何?」という質問は見られなかった。海外の評価に戦々恐々とするほど、海外の評価機関に大韓民国はイージーな相手に映るだけだ。実際、WEFの順位評価はいくつかの任意的な統計を使用しているという点で信頼度に批判が提起されている。
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