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北朝鮮の核・ミサイル脅威に米国でまたTHAAD議論浮上

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
米国がまた高高度ミサイル防衛(THAAD)体系の韓半島(朝鮮半島)配備の必要性を提起した。

ハリー・ハリス米太平洋司令官は17日(現地時間)、米上院軍事委員会の公聴会に出席し、「可能なあらゆる状況に万全の準備をするのがよい」とし「韓国の弾道ミサイル防衛(Ballistic Missile Defence)システム能力を強化し、個人的にTHAADを韓国に配備することが重要だと考える」と主張した。THAADは高度40-150キロで相手のミサイルを迎撃する米国ミサイル防衛の核心体系。

太平洋地域を総括する米軍の司令官が個人的な意見という前提を付けたが、米上院軍事委員会の公聴会で「韓半島配備の重要性」を公開的に取り上げたことで、しばらく静まっていた韓半島THAAD配備議論がまた水面上に出てくる見込みだ。


この日の公聴会にハリス司令官とともに出席したデビッド・シアー国防次官補は「もし北朝鮮が長距離ロケットを発射する場合、追加制裁も可能性がある」と警告した。北朝鮮が来月10日の労働党創建日の前後に長距離ロケット発射を強行する場合、米国が首脳会談でTHAAD問題を取り上げる可能性もある。

北朝鮮の朝鮮中央通信は18日、長距離ロケット発射を「自主権の象徴」と主張し、「この権利を行使していく決心に満ちている」と報じた。また宇宙開発局長との問答形式で「我々の合法的な権利である平和的宇宙開発に是非を論じることこそ容認できない挑発」と主張した。



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