ネイバー(NAVER)のモバイルメッセンジャーの子会社ライン(LINE)が、昨年に続き今年も米国・日本の証券市場への同時上場の計画を保留した。4-6月期に初めて売り上げが減って成長性が停滞した上にグローバル投資の心理も冷めているという判断に従ったものだ。
17日、投資銀行(IB)業界によればネイバーは子会社ラインを今年米国と日本の証券市場に上場するつもりだった計画を保留し、上場時期を来年1-3月期に延期することにした。ライン上場に精通した関係者は「4-6月期の実績で上場を推進すれば正しい評価を受けられない可能性があり、今年の年末実績を確認した後に再推進することにした」として「年末の財務諸表が出てくる来年1-3月期が上場時期」と話した。
昨年7-9月期が238億円、10-12月期は258億円、今年1-3月期が281億円と着実に伸びていたラインの売り上げは今年4-6月期278億円で増加傾向が折れた。日本・台湾・タイ・インドネシアなど市場占有率が高い主要4カ国では依然として1位を独走しているが、米国や中国など大型市場で苦戦したためだ。
今年4-6月期のラインの世界での月間アクティブユーザー(MAU)数は、1-3月期対比で600万人増の2億1100万人を記録した。ネイバーは昨年ラインの米国・日本の証券市場同時上場のために米国証券当局と東京証券取引所に上場申請書を提出した。日系証券会社である野村金融投資と米国系証券会社であるモルガン・スタンレー、JPモルガン、ゴールドマンサックスなど上場主管社を選定する作業も始めた。だが昨年9月、海外事業の拡張に力を集中するとの理由で年内上場を保留すると明らかにした。
今年に入って4月に日本で上場手続きを再開しながら早ければ今年中盤までには上場すると期待された。だが今も上場手続きを進行できず年内の上場が事実上不可能になった。
中国証券の市場暴落などで全世界の株式市場の投資心理が萎縮した点も、企業公開(IPO)を躊躇させた背景に挙げられる。実際に上場を準備していた一部の企業がIPOを延期し、ハイテク株が投資心理下落の直撃を受けながらツイッターとアリババの株価が公募価格以下に下がった。
一方、今年7-9月期からはラインの実績が回復しており来年1-3月期には再び上場を推進するに値するというのがIB業界の分析だ。未来アセット証券も最近の報告書で「日本の広告とゲームの売り上げ増加、ウォン・円為替レートでのウォン高などの影響で7-9月期のライン売り上げは4-6月期対比11%増となるだろう」と見通した。
17日、投資銀行(IB)業界によればネイバーは子会社ラインを今年米国と日本の証券市場に上場するつもりだった計画を保留し、上場時期を来年1-3月期に延期することにした。ライン上場に精通した関係者は「4-6月期の実績で上場を推進すれば正しい評価を受けられない可能性があり、今年の年末実績を確認した後に再推進することにした」として「年末の財務諸表が出てくる来年1-3月期が上場時期」と話した。
昨年7-9月期が238億円、10-12月期は258億円、今年1-3月期が281億円と着実に伸びていたラインの売り上げは今年4-6月期278億円で増加傾向が折れた。日本・台湾・タイ・インドネシアなど市場占有率が高い主要4カ国では依然として1位を独走しているが、米国や中国など大型市場で苦戦したためだ。
今年4-6月期のラインの世界での月間アクティブユーザー(MAU)数は、1-3月期対比で600万人増の2億1100万人を記録した。ネイバーは昨年ラインの米国・日本の証券市場同時上場のために米国証券当局と東京証券取引所に上場申請書を提出した。日系証券会社である野村金融投資と米国系証券会社であるモルガン・スタンレー、JPモルガン、ゴールドマンサックスなど上場主管社を選定する作業も始めた。だが昨年9月、海外事業の拡張に力を集中するとの理由で年内上場を保留すると明らかにした。
今年に入って4月に日本で上場手続きを再開しながら早ければ今年中盤までには上場すると期待された。だが今も上場手続きを進行できず年内の上場が事実上不可能になった。
中国証券の市場暴落などで全世界の株式市場の投資心理が萎縮した点も、企業公開(IPO)を躊躇させた背景に挙げられる。実際に上場を準備していた一部の企業がIPOを延期し、ハイテク株が投資心理下落の直撃を受けながらツイッターとアリババの株価が公募価格以下に下がった。
一方、今年7-9月期からはラインの実績が回復しており来年1-3月期には再び上場を推進するに値するというのがIB業界の分析だ。未来アセット証券も最近の報告書で「日本の広告とゲームの売り上げ増加、ウォン・円為替レートでのウォン高などの影響で7-9月期のライン売り上げは4-6月期対比11%増となるだろう」と見通した。
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