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サムスン、ギャラクシーノート5で中国での1位奪還に出る

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

サムスン電子は先月19日、中国の上海エキスポセンターで新製品ギャラクシーノート5とギャラクシーS6エッジプラスを公開した。現地の報道機関、協力会社の関係者と消費者が製品を使ってみている。(写真=サムスン電子提供)

サムスン電子がスマートフォンの新製品ギャラクシーノート5とギャラクシーS6エッジプラスを前面に出して中国市場攻略に乗り出した。

中国は世界最大のスマートフォン市場で、世界のスマートフォン企業が勝負どころにしている。サムスン電子とライバル企業アップルが中国市場に最も多く力を込める理由だ。サムスン電子スマートフォン事業の下半期実績を左右するギャラクシーノート5シリーズの世界市場の興行の有無が中国にかかっているという分析も出てくる。

◆最大の勝負どころ「中国」


サムスン電子は先月27日中国でギャラクシーS6エッジプラスの販売を始めた。さらに今月12日、ギャラクシーノート5の販売に入った。2つの製品が中国市場で良い反応を得れば、サムスン電子は奪われた市場を奪還する踏み台を用意できる。

昨年上半期までサムスン電子は中国市場で1位を守った。しかし下半期、シャオミ・華為などの現地企業に押されて1位を明け渡した。昨年末にはアップルまでが加勢した。アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)は大画面の製品を前面に出して中国市場の攻略に出た。サムスン電子は今年4-6月期の占有率が5位に押し出された。

サムスン電子関係者は「ギャラクシーノート5とギャラクシーS6エッジプラスは、中国人が好きな大画面製品」としながら期待感を示した。

中国市場で苦戦するとサムスン電子は今年上半期のマーケティング戦略を大幅修正した。ギャラクシーとともに「蓋楽世(ガイラス)」という中国名を出した。漢字で、覆うの意味の蓋、楽しいの楽、世の中の世を使った。「世の中を楽しみで満たす」という意味だ。中国人が好きな「楽」の字を入れて発音もギャラクシーに似せた。

◆国内ライン興行成功

アップルとの勝負は侮れない見通しだ。12日(現地時間)、新製品のiPhone6Sシリーズの予約販売の結果、中国で12時間で全モデルが品切れになった。

クックCEOは9日、新製品の発表会で「中国でiPhone市場の年間成長率が75%に達する」と話した。アップルは25日、中国で新製品の正式販売を始める。

ギャラクシーノート5シリーズの国内興行は成功的だという評価だ。電子業界によればギャラクシーノート5とギャラクシーS6エッジプラスの販売量は50万台を超えたと分かった。発売して1カ月で成し遂げた成果で、今年に入って国内で売れたスマートフォンの中で最も多い初期販売量だ。5台中4台がギャラクシーノート5というほど人気だ。

通信業界の関係者は「国内消費者のギャラクシーノートブランドの忠誠度が高いという点を改めて確認した」として「下半期に中低価格スマートフォンの人気が高まった中でも高級型のギャラクシーノート5が今年の最多販売製品として位置を確立した」と話した。



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