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「閲兵式出席の崔竜海、中国官僚に一人も会えず」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
中国の抗日勝利70周年記念式に出席した北朝鮮の崔竜海(チェ・ヨンヘ)労働党書記が北京滞在中、中国の官僚に一人も会わず帰国したと、北京の外交消息筋が明らかにした。北朝鮮側が会談を要請しなかった一方、中国側も崔書記との接触を試みず、ふさがった両国関係をそのまま表した。

北京の外交消息筋は13日、「先月中旬、北朝鮮が閲兵式に崔竜海書記の派遣を中国側に通知しながらも、党や外務省など関連要人との会談を申請しなかった。しかし中国側は遼寧省瀋陽に党の要人を送り、儀典に気を配った」と述べた。

中国側は閲兵式が行われた3日、崔書記を天安門城楼の一番右端に座らせた。北朝鮮権力序列6位圏の崔書記の席を外国首脳級指導者と同じ前列に配置する破格的な儀典をしたというのが同消息筋の説明だ。しかし崔書記は閲兵式直前に外賓を迎える行事で習近平主席夫妻と握手をしたこと以外には外交活動をしなかった。


別の消息筋は「中国は今回の閲兵式期間中、北朝鮮にいくつかの通路で関係改善メッセージを送ったが、北朝鮮側が拒否したと聞いている。4日に帰国する予定だった崔書記が突然一日操り上げて3日午後に帰国したのも、北朝鮮の中国に対する不満をそのまま露出した」と述べた。

朝中関係は2013年2月の北朝鮮の3回目の核実験と同年12月の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の叔母の夫・張成沢(チャン・ソンテク)処刑などで冷え込んだ。北朝鮮は3回目の核実験後、中国が国連安保理の対北朝鮮制裁に加わると、不満を表した。



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