斗山(トゥサン)グループが代表的だ。創業100周年を1年後に控えていた1995年、斗山グループは内部的に先制的な事業再編議論に着手した。現在の経営状況を診断し、未来戦略を新たに作るためであった。斗山は「長くなった企業は、消費者の接点が多いものよりも重厚壮大型の事業をするほうが良い」という結論を下した。内部方針を立てた後の実行もはやかった。1年後、斗山は永登浦(ヨンドゥンポ)のビール工場売却を始め既存事業を「片っ端から」売り始めた。
1997年に合併法人の韓国3M、コダック、ネスレの持分を売ったのに続き、1998年には主力事業だった斗山飲料・OBビールの経営権まで譲渡した。
1997年に合併法人の韓国3M、コダック、ネスレの持分を売ったのに続き、1998年には主力事業だった斗山飲料・OBビールの経営権まで譲渡した。
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