朴槿恵(パク・クネ)大統領が2日、中国から破格的な歓待を受けた。
この日午前に中国に到着した朴大統領は人民大会堂で中国の習近平国家主席と首脳会談をした後、すぐに習主席と「特別単独昼食」をした。今回の行事には各国の首脳約30人と国際機関・地域機関の代表約10人が出席した。習主席はこの中で朴大統領にのみ昼食を接待した。中国は最近、韓国にこうした計画を知らせ、戦勝節に出席する他の首脳に配慮して「行事当日まで公開しないでほしい」と伝えたという。
中国外交部は戦勝節に出席する各国首脳の名簿を発表する時、朴大統領を最初に呼んだ。プーチン露大統領が朴大統領の次だった。
中国側は昼食行事の音楽に朴大統領の愛唱曲、コブギの「ビンゴ」を演奏した。「ビンゴ」のほか「アリラン」ドラマ『チャングム』の「オナラ」、ドラマ『星から来たあなた』の「My Destiny」など韓国の曲は4曲あった。中国の曲は元歌手である習主席の彭麗媛夫人の『希望の野原に立って(在希望的田野上)』、テレサ・テンの「甜蜜蜜」など6曲が演奏された。
朴大統領と習主席は昼食室で並んで座った。青瓦台(チョンワデ、大統領府)の関係者は「昼食会談は向かい合って座ることが多いが、深みのある内密な意見交換のために並んで座った」とし「両首脳が韓半島(朝鮮半島)統一問題について深い議論をしたと発表したのも(同席者なく)別にした話だった」と述べた。
食事のメニューは食前の冷菜、百合湯、なまこの葱煮込み、ひれ肉ステーキ、タケノコとアスパラガス、レモン風味の白身魚、点心などだった。メニューには朴大統領と習主席の写真の下に以心伝心、無信不立、繁栄創造、未来開拓という言葉がハングルと漢字でそれぞれ印刷されていたと、閔庚旭(ミン・ギョンウク)青瓦台報道官が伝えた。
昼食に先立ち習主席との首脳会談は午前11時51分(現地時間)から12時25分まで34分間行われた。当初の予定時間を14分超過した。会談の冒頭発言で朴大統領は「今回、韓半島の緊張状況を解消するのに中国側が我々と緊密に疎通しながら建設的な役割をしたことに対して感謝している」とあいさつした。習主席は「今回の行事への出席を熱烈に歓迎し、感謝する」と答えた。「韓国に『紙一枚でも一緒に持てば軽い』ということわざがあるように、中国にも『多くの人が一緒に薪を集めれば火が大きくなる』という言葉がある」とも話した。
首脳会談には習主席の核心ブレーンが同席した。習主席の右側には「隠遁の策士」と呼ばれる王滬寧党中央政治局員兼中央政策研究室主任が座った。陸・海上新シルクロード戦略「一帯一路」を掌握する人物だ。左側には習主席の左腕、栗戦書中央公務処理庁主任がいた。2人の隣にはそれぞれ楊潔チ国務委員(外交担当)王毅外相が座った。韓国側の同席者は尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官、朱鉄基(チュ・チョルギ)青瓦台外交安保首席秘書官、金聲宇(キム・ソンウ)青瓦台広報首席秘書官、金章洙(キム・ジャンス)駐中大使だった。
朴大統領と習主席の首脳会談は短い時間に多くの対話をするために同時通訳を通じて進行された。首脳会談で同時通訳は異例だ。首脳会談の冒頭発言が通訳を通じて誤って伝えられるハプニングもあった。当初青瓦台が配布した資料には、習主席が「朴大統領と私の協力で現在の韓中関係は歴代最高の友好関係に発展した」という部分があったが、これが抜けたりもした。
この日午前に中国に到着した朴大統領は人民大会堂で中国の習近平国家主席と首脳会談をした後、すぐに習主席と「特別単独昼食」をした。今回の行事には各国の首脳約30人と国際機関・地域機関の代表約10人が出席した。習主席はこの中で朴大統領にのみ昼食を接待した。中国は最近、韓国にこうした計画を知らせ、戦勝節に出席する他の首脳に配慮して「行事当日まで公開しないでほしい」と伝えたという。
中国外交部は戦勝節に出席する各国首脳の名簿を発表する時、朴大統領を最初に呼んだ。プーチン露大統領が朴大統領の次だった。
中国側は昼食行事の音楽に朴大統領の愛唱曲、コブギの「ビンゴ」を演奏した。「ビンゴ」のほか「アリラン」ドラマ『チャングム』の「オナラ」、ドラマ『星から来たあなた』の「My Destiny」など韓国の曲は4曲あった。中国の曲は元歌手である習主席の彭麗媛夫人の『希望の野原に立って(在希望的田野上)』、テレサ・テンの「甜蜜蜜」など6曲が演奏された。
朴大統領と習主席は昼食室で並んで座った。青瓦台(チョンワデ、大統領府)の関係者は「昼食会談は向かい合って座ることが多いが、深みのある内密な意見交換のために並んで座った」とし「両首脳が韓半島(朝鮮半島)統一問題について深い議論をしたと発表したのも(同席者なく)別にした話だった」と述べた。
食事のメニューは食前の冷菜、百合湯、なまこの葱煮込み、ひれ肉ステーキ、タケノコとアスパラガス、レモン風味の白身魚、点心などだった。メニューには朴大統領と習主席の写真の下に以心伝心、無信不立、繁栄創造、未来開拓という言葉がハングルと漢字でそれぞれ印刷されていたと、閔庚旭(ミン・ギョンウク)青瓦台報道官が伝えた。
昼食に先立ち習主席との首脳会談は午前11時51分(現地時間)から12時25分まで34分間行われた。当初の予定時間を14分超過した。会談の冒頭発言で朴大統領は「今回、韓半島の緊張状況を解消するのに中国側が我々と緊密に疎通しながら建設的な役割をしたことに対して感謝している」とあいさつした。習主席は「今回の行事への出席を熱烈に歓迎し、感謝する」と答えた。「韓国に『紙一枚でも一緒に持てば軽い』ということわざがあるように、中国にも『多くの人が一緒に薪を集めれば火が大きくなる』という言葉がある」とも話した。
首脳会談には習主席の核心ブレーンが同席した。習主席の右側には「隠遁の策士」と呼ばれる王滬寧党中央政治局員兼中央政策研究室主任が座った。陸・海上新シルクロード戦略「一帯一路」を掌握する人物だ。左側には習主席の左腕、栗戦書中央公務処理庁主任がいた。2人の隣にはそれぞれ楊潔チ国務委員(外交担当)王毅外相が座った。韓国側の同席者は尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官、朱鉄基(チュ・チョルギ)青瓦台外交安保首席秘書官、金聲宇(キム・ソンウ)青瓦台広報首席秘書官、金章洙(キム・ジャンス)駐中大使だった。
朴大統領と習主席の首脳会談は短い時間に多くの対話をするために同時通訳を通じて進行された。首脳会談で同時通訳は異例だ。首脳会談の冒頭発言が通訳を通じて誤って伝えられるハプニングもあった。当初青瓦台が配布した資料には、習主席が「朴大統領と私の協力で現在の韓中関係は歴代最高の友好関係に発展した」という部分があったが、これが抜けたりもした。
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