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韓国銀行「国内景気、MERS衝撃から回復…外国人観光業の不振は持続」

ⓒ 中央日報日本語版

韓国銀行は27日、最近韓国経済動向をまとめた「地域経済報告書8月号」を発表した。

中東呼吸器症候群(MERS)で悪化したサービス業界状況が徐々に回復していることが明らかになった。しかし、外国人観光客の減少に歯止めがかからず、関連業界状況は依然として振るわない様相を呈していることが明らかになった。

韓国銀行は27日、「地域経済報告書8月号」でMERS発生後に大きく悪化したサービス業界状況は、新規確診者が発生しなかった7月初めから回復しつつある」とながらも「外国人観光客数が依然として昨年に比べて大幅に減っており、彼らが訪れる観光地の売上は減少傾向が続いている」と明らかにした。

報告書によると、外国人観光客が主に利用するソウル明洞(ミョンドン)の化粧品売り場と東大門(トンデムン)の衣類卸売商店街の場合、6~7月期間の売上が昨年同期より60~70%減少した。今月1~10日にも売上額が昨年比15~20%程度減ったと韓銀は推算した。


韓銀はしかし、国内景気展望については「改善の流れを示すものと見えるが、中国経済の成長鈍化や主力生産品の競争力弱化などで速度は緩やか」と見通した。



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