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<南北高官接触>金寛鎮、共同声明文を発表(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
金寛鎮(キム・グァンジン)青瓦台(チョンワデ、大統領府)国家安保室長が25日午前2時ごろ、青瓦台春秋館2階のブリーフィング室で高官接触の結果をブリーフィングした。会談に同席した洪容杓(ホン・ヨンピョ)統一部長官も入場し、約8分間のブリーフィング中、金室長の隣に立っていた。金室長はやや疲労した姿だったが、表情は明るかった。以下は金室長の発表と記者との一問一答全文。

「まず、厳重な情勢が続く状況の中でも、政府を信じて落ち着いて協議を見守ってくださった国民の皆様に感謝します。3日間の交渉過程で多くの難関がありましたが、忍耐心を持って協議を進め、合意しました。南北高位当局者接触共同声明文を朗読します」。

『2015年22日から24日まで板門店(パンムンジョム)で進行された。接触には金寛鎮(キム・グァンジン)室長と洪容杓(ホン・ヨンピョ)統一部長官、北側の黄炳瑞(ファン・ビョンソ)朝鮮人民軍総政治局長と金養建(キム・ヤンゴン)朝鮮労働党秘書が出席した。双方は接触で緊張状態を解消するため以下の通り協議した。


一つ目、南と北は南北関係を改善するための当局者会談をソウルまたは平壌(ピョンヤン)で早期に開催し、今後いくつかの分野の対話と交渉を進めることにした。

二つ目、北側は最近、軍事境界線非武装地帯南側地域で発生した地雷の爆発で南側の軍人が負傷したことに対して遺憾を表明した。

三つ目、南側は異常な事態が発生しない限り軍事境界線一帯ですべての拡声器放送を8月25日12時に中断することにした。

四つ目、北側は準戦時状態を解除することにした。

五つ目、南と北は今年の秋夕(チュソク、中秋)を契機に離散家族再会を進め、今後継続することにし、このために赤十字実務者接触を9月初めに持つことにした。

六つ目、南と北は多様な分野での民間交流を活性化することにした。

今回、北の挑発を収拾し、挑発行為に対する再発防止および南北関係発展の契機を用意したのは幸いだ。今後、双方が誠実に履行し、対話を通じて信頼を形成し、国民の期待に応える新たな南北関係づくりを期待する。今回の会談で北が地雷挑発を謝罪し、再発防止と緊張緩和に努力することを約束したのは非常に意味がある。今回の合意は、危機を招きながら北朝鮮が対北拡声器中断要求したことに対し、政府が拒否し、一貫した原則を堅持した結果だ。北は不安と危機を招いて譲歩を引き出してきたが、わが政府ではそれが絶対に通用しないことを北も確認したはずだ。緊張の中でも生活の不便を甘受し、政府を信じて協力した境界隣接地地域の住民に特に感謝する』」



<南北高官接触>金寛鎮、共同声明文を発表(2)

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