イラスト=キム・フェリョン
広島の原爆被害死亡者は1945年末までで14万人だった。当時の人口33万人の半分近くが命を失った。悲劇はこれで終わらない。放射能被爆の後遺症は今も続いている。被爆者健康手帳の所持者は18万3500人余りにもなる。朝日新聞の最近の世論調査によれば被爆者5762人の中で55%が「放射線の影響で不安だ」と答えた。「被爆の影響で子供やと孫の健康に不安を感じる」という回答も48%だった。広島の災難は、もう2度と起きてはいけない人類の悲劇であることを物語っている。広島の平和への願い、核兵器のない世の中の究極的な目標は共有されなければならない。
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