広島原子爆弾投下から７０年となる６日を翌日に控え、韓国人犠牲者を追慕する行事が開かれた。

複数の韓国メディアによると、韓日大学生２５人は５日、広島平和記念公園内の韓国人原爆犠牲者慰霊碑の前にゴヨウマツの一種である「チョウセンゴヨウ」を植えた。

これは２０１１年８月に韓日学生が原爆犠牲者の追悼と韓日友好の意味を込めて植樹したが、昨年何者かによって引き抜かれたため植えたものだ。


ソ・ジャンウン駐広島韓国総領事も同日の行事に参加した。ソ総領事は「被爆７０年、韓日修交５０年をむかえて、多くの韓国人と日本市民の努力の結実で広島が和解の地になることを期待し、悲痛な記憶の中で未来に向かう歩みに期待したい」と伝えた。

一方、１９４５年８月６日に広島に投下された原子爆弾で２万人以上の朝鮮出身者が死亡したと推定されている。