「われわれがはるかに攻撃的だった」。

サッカー韓国代表チームのウリ・シュティーリケ監督の韓日戦総評最初の一言だった。

韓国は５日に中国・武漢で開かれた“宿敵”日本との東アジアカップ第２戦で１対１で勝負をつけることができなかった。


韓国は前半２５分相手のハンドによるファウルでペナルティーキックを得て張賢秀（チャン・ヒョンス）が落ち着いて成功させた。しかし前半３９分に山口蛍にミドルシュートを許した。後半序盤はやや小康状態で１９分に李在成（イ・ジェソン）が投入され雰囲気を変えたが追加得点には失敗した。

シュティーリケ監督は試合後、「われわれがはるかに攻撃的にやった。日本の監督は空間をうまく渡さなかったと話すかも知れないが９０分を見ればわれわれがはるかに試合をうまく展開していった」と所感を明らかにした。

予想通りこの日の選抜メンバーは２日の中国戦に比べ７人も変わった。

シュティーリケ監督は「ひとまず私は選手団全体を信頼する」と理由を説明した。すべての選手に等しく機会を与え技量をチェックするという基調を維持したのだ。続けて「きょう見たように最後には選手が非常に大変そうだった。３日間隔でこうした蒸し暑さの中で試合をするのは容易ではない。体力的に準備がうまくいった選手を出場させようと思った」と付け加えた。

後半交替で入り攻撃の潤滑油役をした李在成に対しては、「李在成が体力的に少し優位にあり攻撃の活気を求めようとした。李在成は技術的な部分も優秀な選手だ」としながらも、「ゴールにつながることはなかった」と物足りなさを表わした。

韓国の最後の相手は北朝鮮だ。９日に南北戦が行われる。

シュティーリケ監督は「北朝鮮戦は決勝と同じだろう。何日か休息時間があるのでしっかい回復させ準備したい」と覚悟を固めた。