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<ロッテ経営権紛争>「辛東彬会長と一体で韓日シナジー高める」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

日本ロッテホールディングスの佃孝之社長が4日、東京の帝国ホテルで記者会見をしている。

佃孝之日本ロッテホールディングス取締役社長は4日、「韓日ロッテの分離はありえない」と述べた。佃社長は東京で韓国報道機関と懇談会を開き、「辛東彬(シン・ドンビン、重光昭夫)会長が韓日相互商品開発・販売でシナジー効果を高めることを推進している」とし、このように明らかにした。佃社長は懇談会で辛東彬会長の経営能力を高く評価し、一体となって推進する」と強調した。佃社長はこの日、辛東彬会長は韓国名をそのまま呼び、辛東主(シン・ドンジュ、重光宏之)前副会長は日本名の宏之さんと呼び、目を引いた。

--ロッテホールディングスの株主総会はいつ開かれるか。

「日本ではすべての会社が6月末に定期株主総会を開く。日本ロッテも同じだ。(現在)いつ開かれるかについて話せる段階ではない。時期と内容を熟慮して伝えようと思う」


--辛東主前副会長に対する記憶があれば。

「私的な内容は話せないが、宏之さんは頭が良くて優秀な方だ。副会長から退くことになったのは我々の企業統治のルールと原則に基づいてそうなった。その原則に基づき、我々が『不適合』ということで、その結果に至ることになった」

--辛東主前副会長との意見対立はなかったのか。

「宏之さんとの経営方針の違いがあったかという問題だが、もちろん6人の取締役の間に意見の違いはある。みんなが統一しているとは言えない」

--辛格浩(シン・ギョクホ、重光武雄)総括会長と辛東主前副会長が先月27日、ロッテホールディングスに来て辛東彬会長ら取締役の解任を指示したが。

「私自身が『退きなさい』という言葉を直接聞いたのではなく、間接的に聞いた。我々の経営メンバーは名誉会長(辛格浩)は別にして計6人が各分野を担当している。この6人の責任者がある日突然、一度に解任されれば、ロッテはどうなるだろうか。一般的にそのような事例はありえないと考えている。我々の責務は会社を守って発展させていくことだ。その(辛格浩総括会長)言葉通りにやめるといえば無責任だと考えた」

--辛格浩総括会長の健康状態は。

「(東京に来た時)話をしたいといって弁護士だけを出席させた後、面談をした。とても冷静だったし、問題なく対話をした。しかし対話の途中にあれっと思う時があった。同じ質問をしたり同じ話をしたりした。私は日本担当だが、韓国と混乱したりもした。94歳なので自然なことではないかと思う。2つの側面(健康が良い側面と憂慮される側面)があったと答えたい。辛東彬会長は(辛格浩代表取締役会長を解任した7月28日の)取締役会には出席したが、表決には参加しなかった。大きな実績を残された方なので尊敬する気持ちで我々が難しい判断をした」

--日本ロッテの支配構造の頂点にある光潤社の最大株主は誰か。

「(非上場)私的な企業なので話せる立場でない。ロッテホールディングスの持ち株構造も同じだ」

--辛格浩総括会長の夫人、重光初子氏は2人の息子のうち誰を支持するのか。

「接する部分がなく、全く分からない」



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