崔然恵(チェ・ヨンヘ)コレイル社長は「南北鉄道の連結は統一の試金石」と述べた。
崔然恵(チェ・ヨンヘ)コレイル(韓国鉄道公社)社長(59)は中央日報のインタビューで、「北は中国・ロシアと鉄道がつながっているだけに、韓国も北と鉄道を連結し、大陸鉄道網とつながらなければいけない」とし、このように述べた。
崔社長は先月30日、「ユーラシア親善特急」の最後の区間であるポーランドのワルシャワから独ベルリンまでの列車に乗った。インタビューはこの日午後、3.3平方メートルほどの客室内で行われた。
「分断前は韓国から列車に乗れば大陸に行けたが、鉄道が途切れて時間が経過し、この道はすべて忘れられた。北の鉄道区間さえつながれば、単なる道の連結以上の無限の可能性が広がる…」。
崔社長は南北鉄道の連結を「統一の試金石」と表現した。統一前の西ドイツと東ドイツも鉄道を通じて持続的に交流し、こうした交流が統一の土台になったという説明だ。崔社長は独マンハイム大学留学中にベルリンの壁崩壊(1989)とドイツ統一(1990)を経験した。崔社長は「北に韓国の鉄道を一度敷設すれば、維持・補修のためにも持続的な協力が必要となるため、関係が続く可能性がある」とも述べた。
こうした意味で崔社長はインタビューで何度も「鉄道主権」という言葉を使った。北朝鮮に中国やロシアなどの資本で鉄道が敷設されれば統一後にも技術従属などの問題が発生する可能性がある、という説明だ。
崔社長は「鉄道には通関・運営・技術などあらゆる分野がすべて含まれるが、一度主導権を逃せば数十年間にわたり他国のシステムに依存するしかない」とし「意思決定過程で韓国が主導権を握らなければいけない」と話した。
政府は光復(解放)70周年を迎え、京元(キョンウォン)線南側区間(白馬高地駅-軍事分界線)11.7キロの復元工事を準備している。第1段階で白馬高地駅-月井里駅(9.3キロ)をつなぎ、北朝鮮と協議が必要な残り2.4キロは後に連結する。崔社長は「北まで鉄道を運行できないからといって準備をしなければ、より多くの試行錯誤があるかもしれない」とし、徹底的な準備を強調した。
◆親善特急19泊20日、1万4400キロ旅程終える
19泊20日の日程で走ったユーラシア親善特急は31日、独ベルリンに到着した。参加者はドイツ統一現場ベルリンの6月17日通りからブランデンブルク門まで2キロを行進した。ブランデンブルクではピアニストのベク・コンウ氏、ソプラノのチョ・スミ氏、金徳洙(キム・ドクス)サムルノリなどが参加した閉幕公演が行われた。閉幕公演団は「光復(解放)70年、分断70年」という意味で韓国とドイツの演奏者70人で構成された。
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