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大宇造船の営業損失3兆318億ウォン…売り上げの2倍(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
「4兆7509億ウォン」(約5061億円)。

現代重工業とサムスン重工業、大宇造船海洋の造船3社が4~6月期に記録した営業損失規模だ。世界トップの争力を持つと自負した韓国造船業の自尊心が墜落した。

これら造船3社は29日、大規模赤字を出したことを骨子とした4~6月期業績を公示した。


最も営業損失が大きいのは予想通り大宇造船海洋だった。同社は昨年発生した大規模損失を会計に反映せず今年4~6月期に大挙これを反映した。

大宇造船海洋は4~6月期に1兆6564億ウォンの売り上げに3兆318億ウォンの営業損失を記録した。営業損失が売り上げの2倍に迫る。同社は公示を通じ、「極地用半潜水式海洋ボーリング船プロジェクトのように未経験の海洋プロジェクト建造過程で発生した工程遅延などで損失規模が拡大した」と明らかにした。

海洋プラントをはじめとして主要受注プロジェクト規模が大型化したこともむしろ大宇造船海洋の足を引っ張った。大宇造船海洋は「2010年以降海洋プロジェクトが大型化、高仕様化、高難易度化した。こうした状況で設計と部品調達、施工まで一度に引き受けるEPC方式で受注したところ発注元と建造会社ともに経験したことのない混乱に陥った」と説明した。結局こうした混乱が建造費用の上昇と損益悪化に直結したということだ。

大宇造船海洋よりは多少ましだがサムスン重工業の業績も失望的だ。サムスン重工業はこの日公示を通じ4~6月期に売り上げ1兆4395億ウォン、営業損失1兆5481億ウォンを記録したと公示した。4~6月期売り上げは前年同期より44.8%減った。サムスン重工業側は「工程率に合わせて四半期別売り上げを記入する造船業の属性上、売り上げが大きく少なくなったもの」と説明した。サムスン重工業は今年の年間売り上げは10兆7000億ウォン水準になると予想した。同社もやはり海洋EPC関連の経験と能力不足による再設計と追加工程遅延などが重なり大規模営業損失を記録した。



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