2009年の「国民との対話」で李明博(イ・ミョンバク)前大統領が「ロボット魚」広報動画を公開し、「4大河川の水質汚染を把握するためロボット魚を放つ」と話している。昨年この事業は白紙化された。(写真=中央フォト)
当時の核心研究員だったAさんは26日、中央日報との電話で、「そこまで関心を集めなかったとすれば今ごろ研究成果が出ていただろう。57億ウォンの血税だと非難されたが、今はもう本当に捨てるお金になった」と話した。現在は退社し、ロボットと関係がない仕事をしているAさんは「当時一緒に仕事をした同僚はばらばらに散った。支援費を受けられず、研究を進めることができなかった」と話した。当時、ロボット魚の技術は川に投入するには早い初歩的な段階だった。しかし「技術の政治化」に利用されなかったとすれば、10年間に基本技を固め、今ごろはある程度の成果を出していたというのがAさんの主張だ。
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