ＳＢＳ（ソウル放送）の水木ドラマ『仮面』側が、盗作疑惑の提起に対して「話にならない説」だと一蹴した。

『仮面』の製作会社ゴールデンサムピクチャーズ側は２３日、韓国日刊スポーツに「『仮面』はチェ・ホチョル作家の純粋な創作物であり、盗作主張は話にならない説だ」と明らかにした。

さらに「盗作を主張したキム・ミョンウ作家は『あらすじの骨組みの一致と登場人物の役割および設定が類似している』と指摘しているが、チェ・ホチョル作家は『仮面』は開始段階から『現代版の王子と乞食』の話であることを明確にしていた」として「似たような容貌を持つドッペルゲンガーの話は『仮面』の前にも、さまざまな作品ですでに扱われている」とした。


彼らは「キム・ミョンウ作家は自身の作品『影の恋人』を２０１０年に著作権登録し、『仮面』が２０１４年に著作権登録されたことを盗作の根拠に挙げている。だが『影の恋人』はこれまで対外的に公開されたことがない作品だ」として「チェ・ホチョル作家をはじめ製作会社も一般市民も決して接することのできない作品だ。彼らの主張どおり映画振興委員会シナリオマーケットメンタリング以降、最近まで開発に拍車を加えていた作品をどのようにチェ・ホチョル作家が知って具体的な内容とシーンをコピーできると言うのか、むしろ反問したい」と主張した。

最後に法的対応も示唆した。製作会社側は「視聴者の掲示板を通じてこのように一方的な主張を行ったことは、イシュー化を通じて反射利益を得るという計算でないかと疑われる」として「キム・ミョンウ作家側の主張を綿密に検討して名誉毀損・損害賠償など民事・刑事上の責任を問うて強力に法的対応をする計画だ」と結んだ。

この日『仮面』の視聴者掲示板には「『仮面』チェ・ホチョル作家の盗作および著作権侵害を提起します」という題名の文が載った。

『影の恋人』という題名のシナリオを共同で書いたパク・ウンギョン、キム・ミョンウ両作家はこの文で「あらすじの骨組みと登場人物の役割や設定が似ている」と主張した。