韓国国防部は日本政府が平成２６年版防衛白書で独島（ドクト、日本名・竹島）は日本の領土だと主張したことに関連し、日本側に強く抗議した。

韓国国防部は２１日、駐韓日本大使館の駐在武官を国防部庁舎に呼び、抗議文を伝達したことが分かった。

国防部の資料によると、抗議文は「日本防衛省が発表した今年の防衛白書が明白な我々の固有の領土である独島を日本の領土と記述し、関連地図に独島を日本領域として表示する一方、合意もなく排他的経済水域（ＥＥＺ））の境界線を表示したことに対して強く抗議する」とし「これに対し、即刻的な是正措置はもちろん、このような不当行為がこれ以上発生しないように措置することを厳重に求める」と明らかにした。


特に、国防部は「独島は歴史・地理・国際法的に明白な大韓民国固有の領土であることをはっきりと明らかにし、日本政府が独島領有権に対する不当な主張を続ける限り、未来志向的な韓日軍事関係の発展は期待できないという事実を深く認識しなければならない」と付け加えた。

一方、日本政府はこの日、独島が日本領土だと主張する内容を入れた平成２６年版防衛白書を発表した。