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ロボットが案内・荷物運搬まで…宿泊費を半額にした日本のホテル「ロボット革命」(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

長崎の「変なホテル」でロボット職員(写真右)がチェックインサービスを行っている。

「ここは、変なホテルです。世界最先端の技術を楽しんでください」

日本の長崎にある大型テーマパークのハウステンボスにある「変な(おかしな)ホテル」。15日にオープンしたここらは世界で初めてロボットを活用して運営するホテルだ。「最も高いロボットは1台あたり1000万円(約9200万ウォン)を上回るが、1人の2年分の人件費よりも安いという考えでロボットホテルを作ることに決めた」と澤田秀雄ハウステンボス社長は話した。

◆顔認証で登録…鍵は必要なく


ホテルのドアが自動で開くとすぐにベルボーイに代わり小さなロボットが案内を始めた。「正面には荷物保管ロボットが、左側のフロントには案内ロボットがいます」という音声が出てきた。

棚の上に荷物を載せて荷物保管ボックスを指定すれば長い腕のロボットが荷物を移した。案内デスクに行くと若い女性の姿をしたロボットが「いらっしゃいませ」という挨拶の言葉と共にチェックイン手続きを進めた。まばたきしながら笑うと間違いなく人のようだった。テーマパークのイメージを生かすために制作した恐竜ロボットもいる。デスクにあるカメラに顔認証登録すれば鍵も必要ない。今は日本語と英語サービスだけが可能だが近く韓国語と中国語まで拡大する予定だといった。

荷物運搬ロボットに旅行用トランクを載せて部屋番号を入力するとロボットが部屋に向かった。顔認証を終えたおかげでドアは自動で開き、部屋の中にはテーブルの上で「ちゅーりー(ハウステンボスのキャラクター)」が宿泊客を迎えてくれた。「ちゅーりーちゃん」と呼べば「何かご用ですか」と答えた。「今日の天気は」と尋ねると「長崎の今日の天気は晴れ、最高気温35度…」と答えた。

「変なホテル」には客室に1台ずつ配置された「ちゅーりー」(72台)をはじめ案内ロボット、荷物保管ロボット、荷物運搬ロボット、接客ロボットなど計78台のロボットがいる。澤田社長は「人件費を削減するためにロボットを導入して設備を自動化した」として「ハウステンボス近隣のホテルで1泊2万~3万円する宿泊料を最低9000円台に下げた」と話した。

通常144の客室を備えたビジネス級ホテルの場合にも50人ほどのスタッフが必要だが、「変なホテル」はロボットを活用して3分の1にもならない15人以内まで減らした。宿泊料を安くできる秘訣だ。「変なホテル」はドローンを利用した客室ルームサービスや点検なども計画している。



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